“おおげんか”の漢字の書き方と例文
語句割合
大喧嘩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農家の子弟が面籠手こてかついで調布まで一里半撃剣の朝稽古に通ったり柔道を習ったりしたものだが、六年前に一度粕谷八幡山対烏山の間に大喧嘩おおげんかがあって
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
持って来て「この間あなたとゲーセと大喧嘩おおげんかなされましたが、ありゃあなたがどこそこの乞食に金を遣ったからそれでゲーセが怒ったという世間の評判です」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その代りに仕入れた樺太産まれの染福は、自称女子大出の、少し思想かぶれがしていたところから、ある夜自暴酒やけざけに酔って、銀子の晴子と客のことで大喧嘩おおげんかとなり
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)