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壯
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さかん
ふりがな文庫
“
壯
(
さかん
)” の例文
新字:
壮
第三、不盡の高く
壯
(
さかん
)
なる樣を詠まんとならば今少し力強き歌ならざるべからず、此歌の姿弱くして到底不盡に
副
(
そ
)
ひ申さず候。
歌よみに与ふる書
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
春
(
はる
)
よりして、
流言妖語
(
りうげんえうご
)
、
壯
(
さかん
)
に
行
(
おこな
)
はれ、
十月
(
じふぐわつ
)
の
十二日
(
じふににち
)
には、
忽
(
たちま
)
ち、
兩水道
(
りやうすゐだう
)
に
毒
(
どく
)
ありと
流傳
(
りうでん
)
し、
市中
(
しちう
)
の
騷動
(
さうどう
)
言
(
い
)
ふべからず、
諸人
(
しよにん
)
水
(
みづ
)
に
騷
(
さわ
)
ぐこと、
火
(
ひ
)
に
騷
(
さわ
)
ぐが
如
(
ごと
)
し。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
〔評〕
幕府
(
ばくふ
)
南洲に
禍
(
わざはひ
)
せんと欲す。
藩侯
(
はんこう
)
之を
患
(
うれ
)
へ、南洲を
大島
(
おほしま
)
に
竄
(
ざん
)
す。南洲
貶竄
(
へんざん
)
せらるゝこと前後數年なり、而て身益
壯
(
さかん
)
に、氣益
旺
(
さかん
)
に、讀書是より大に進むと云ふ。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
李太白の
廬山
(
ろざん
)
の瀑布を望む詩の句にも、仰ぎ觀れば勢
轉
(
うたゝ
)
雄なり、
壯
(
さかん
)
なる
哉
(
かな
)
造化の功、といつてゐるが、瀑布の畫を描けば大抵李太白は點景人物になつてゐるほど
瀑布好
(
たきず
)
きの詩人で、自分からも
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
そのうち、
香
(
かうば
)
しいやうな、
遠
(
とほ
)
くで……
海藻
(
かいさう
)
をあぶるやうな
香
(
にほひ
)
が
傳
(
つた
)
はる。
香
(
にほひ
)
は
可厭
(
いや
)
ではないが、
少
(
すこ
)
しうつたうしい。
出窓
(
でまど
)
を
開
(
あ
)
けた。おゝ、
降
(
ふ
)
る/\、
壯
(
さかん
)
に
白
(
しろ
)
い。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
いまだと
早速
(
さつそく
)
千匹屋
(
せんびきや
)
へでも
卸
(
おろ
)
しさうなものを、
彼
(
か
)
の
川柳
(
せんりう
)
が
言
(
い
)
ふ、(
地女
(
ぢをんな
)
は
振
(
ふ
)
りもかへらぬ
一盛
(
ひとさか
)
り)それ、
意氣
(
いき
)
の
壯
(
さかん
)
なるや、
縁日
(
えんにち
)
の
唐黍
(
たうきび
)
は
買
(
か
)
つて
噛
(
かじ
)
つても、
内
(
うち
)
で
生
(
な
)
つた
李
(
すもゝ
)
なんか
食
(
く
)
ひはしない。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
壯
(
さかん
)
なる
哉
(
かな
)
、
人々
(
ひと/″\
)
。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
壯
部首:⼠
7画
“壯”を含む語句
壯健
壯年
壯丁
壯麗
悲壯
壯快
下氷壯夫
壯觀
壯者
壯烈
壯士
霞壯夫
壯佼
男壯
壯時
壯盛
血氣壯
豪壯
雄壯
青壯年
...