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円
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ゑん
ふりがな文庫
“
円
(
ゑん
)” の例文
旧字:
圓
有と無との交錯、または
円
(
ゑん
)
とか、融とかいふ宇宙観や人生観、または悟道、さうしたものは、すべてそれを言つてゐるのではないか。
ある時に
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
何
(
なん
)
でも
飛騨
(
ひだ
)
一
円
(
ゑん
)
当時
(
たうじ
)
変
(
かは
)
つたことも
珍
(
めづ
)
らしいこともなかつたが、
唯
(
たゞ
)
取出
(
とりい
)
でゝいふ
不思議
(
ふしぎ
)
は、
此
(
こ
)
の
医者
(
いしや
)
の
娘
(
むすめ
)
で、
生
(
うま
)
れると
玉
(
たま
)
のやう。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
左様
(
さやう
)
でげすな、
四品
(
よしな
)
で七
円
(
ゑん
)
位
(
ぐらゐ
)
では
如何
(
いかゞ
)
でげせう。士「ヤ、
怪
(
け
)
しからぬことを
云
(
い
)
ふ、
釜
(
かま
)
ばかりでもお
前
(
まへ
)
十五
両
(
りやう
)
で
買
(
か
)
うたのだぜ。 ...
士族の商法
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
水上
(
すゐじやう
)
バスへ
御乗
(
おの
)
りのお
客
(
きやく
)
さまはお
急
(
いそ
)
ぎ
下
(
くだ
)
さいませ。
水上
(
すゐじやう
)
バスは
言問
(
こととひ
)
から
柳橋
(
やなぎばし
)
、
両国橋
(
りやうごくばし
)
、
浜町河岸
(
はまちやうがし
)
を一
周
(
しう
)
して
時間
(
じかん
)
は一
時間
(
じかん
)
、
料金
(
れうきん
)
は
御
(
ご
)
一
人
(
にん
)
五十
円
(
ゑん
)
で
御在
(
ござい
)
ます。
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
銀
(
ぎん
)
ぎらぎんのセメン
円
(
ゑん
)
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
▼ もっと見る
と
云
(
い
)
つて
金
(
かね
)
を一
円
(
ゑん
)
包
(
つゝ
)
んで出すと、
奥
(
おく
)
から
和尚様
(
をしやうさま
)
が出て
来
(
き
)
まして
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“円”の意味
《名詞》
円(えん)
(エン)丸。丸い形。また、そうであるさま。
(エン)(数学)面上で、ある1点から距離の等しい点を結ぶ曲線。
(エン)ある地域一帯。
(エン)日本の通貨単位。
(出典:Wiktionary)
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
“円”を含む語句
円柱
円形
円卓
円満
円座
円卓子
円頂
楕円形
大団円
円屋根
円天井
円髷
円朝
円滑
円蓋
円石
高円
円筒
円顱
円居
...