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円頂
ふりがな文庫
“円頂”のいろいろな読み方と例文
旧字:
圓頂
読み方
割合
えんちょう
42.9%
あたま
14.3%
えんちよう
14.3%
まるあたま
14.3%
ドオム
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんちょう
(逆引き)
頭こそ円けれ、黒羽二重の羽織を長めに著て、小刀を腰にした
反身
(
そりみ
)
の立姿が立派で、医者坊主などといわれた
円頂
(
えんちょう
)
の徒とは違うのでした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
円頂(えんちょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
あたま
(逆引き)
下頬膨
(
しもぶく
)
れにふっくらと肥え、やや
中窪
(
なかくぼ
)
で後頭部の大きな
円頂
(
あたま
)
は青々として智識美とでもいいたいような
艶
(
つや
)
をたたえ、決して美男という相では
在
(
おわ
)
さないが、眉は信念力を濃く描いて、
鳳眼
(
ほうがん
)
はほそく
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
円頂(あたま)の例文をもっと
(1作品)
見る
えんちよう
(逆引き)
円頂
(
えんちよう
)
の
黒鬼
(
こくき
)
に、くひとめらる。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
円頂(えんちよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
まるあたま
(逆引き)
が、耳も
牙
(
きば
)
もない、
毛坊主
(
けぼうず
)
の
円頂
(
まるあたま
)
を、水へ
逆
(
さかさま
)
に
真俯向
(
まうつむ
)
けに成つて、
麻
(
あさ
)
の
法衣
(
ころも
)
のもろ
膚
(
はだ
)
脱いだ両手両脇へ、ざぶ/\と水を掛ける。——
恁
(
かか
)
る
霜夜
(
しもよ
)
に、
掻乱
(
かきみだ
)
す水は、氷の上を
稲妻
(
いなずま
)
が走るかと疑はれる。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
円頂(まるあたま)の例文をもっと
(1作品)
見る
ドオム
(逆引き)
工場の屋背にはまた半球形の
円頂
(
ドオム
)
があつた。それが月の陰になつて暗い紫灰銀色の空気に沈んでゐる。この珍らしい光景をみると、自分は、一体どこの国へ来たんだい! と怒号つてやりたくなつた。
市街を散歩する人の心持
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
円頂(ドオム)の例文をもっと
(1作品)
見る
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
頂
常用漢字
小6
部首:⾴
11画
“円頂”で始まる語句
円頂閣
円頂丘
円頂塔
円頂黒衣
円頂蓋
円頂僧衣
検索の候補
円頂閣
円頂塔
円頂黒衣
円頂丘
円頂蓋
円頂僧衣
欠頂円錐
“円頂”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
木下杢太郎
林不忘
上田敏
吉川英治
森鴎外
泉鏡花