トップ
>
住人
>
じゅうにん
ふりがな文庫
“
住人
(
じゅうにん
)” の例文
すべて
天狗
(
てんぐ
)
に
限
(
かぎ
)
らず、
幽界
(
ゆうかい
)
の
住人
(
じゅうにん
)
は
化
(
ばけ
)
るのが
上手
(
じょうず
)
でございますから、あなた
方
(
がた
)
も
何卒
(
どうぞ
)
そのおつもりで、
私
(
わたくし
)
の
物語
(
ものがたり
)
をきいて
戴
(
いただ
)
き
度
(
と
)
う
存
(
ぞん
)
じます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
しかるに、ここに
泉州
(
せんしゅう
)
堺
(
さかい
)
の
住人
(
じゅうにん
)
、
一火流
(
いっかりゅう
)
の
石火矢
(
いしびや
)
と
又助流
(
またすけりゅう
)
の
砲術
(
ほうじゅつ
)
をもって、
畿内
(
きない
)
に有名な
鐘巻一火
(
かねまきいっか
)
という
火術家
(
かじゅつか
)
。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人が多くの同志者と共に、同じ祭りをつかえまつる心づよさは、今では
田舎
(
いなか
)
の
住人
(
じゅうにん
)
ばかりがよく知っていて、都会ではだんだんとわからなくなりかけている。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「君らのいる横穴をさらに十
米
(
メートル
)
すすむ、すると大きな洞穴に出る。日の光もさしているだろう。階段も見えるにちがいない。僕はこの島の
住人
(
じゅうにん
)
をつれて出むかえに行く」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
武蔵国
(
むさしのくに
)
秩父小沢口の
住人
(
じゅうにん
)
逸見太四郎義利は、この溝口派の一刀流を桜井五助長政というものに
就
(
つ
)
いて学び、ついにその
奥義
(
おうぎ
)
を
究
(
きわ
)
めて、ここに甲源一刀流の一派を開き関東武術の中興と
謳
(
うた
)
われたので
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
大体
(
だいたい
)
肉体
(
にくたい
)
あっての
衣食住
(
いしょくじゅう
)
で、
肉体
(
にくたい
)
を
棄
(
す
)
てた
幽界
(
ゆうかい
)
の
住人
(
じゅうにん
)
は、できる
丈
(
だけ
)
早
(
はや
)
くそうした
地上
(
ちじょう
)
の
考
(
かんが
)
えを
頭脳
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
から
払
(
はら
)
いのける
工夫
(
くふう
)
をせなければならぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
第一に、屍体の
主
(
ぬし
)
はいずれも皆、若いサラリーマンや
学窓
(
がくそう
)
を出たばかりの人達だった。第二にいずれも東京市内の
住人
(
じゅうにん
)
だったのも、大して不思議でないとしても、不思議は不思議である。
地獄街道
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そういつまでも
怒
(
おこ
)
ってるのはやぼだぜ。
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
は
没落
(
ぼつらく
)
するし、
人穴城
(
ひとあなじょう
)
の
住人
(
じゅうにん
)
でもなくなってみれば、おまえとおれはなんの仇でもありゃしねえ。久しぶりで仲よく話でもしようじゃねえか
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それからこちらの
住人
(
じゅうにん
)
として
何
(
なに
)
より
慎
(
つつし
)
まねばならぬは、
怨
(
うら
)
み、そねみ、
又
(
また
)
もろもろの
欲望
(
よくぼう
)
……そう
言
(
い
)
ったものに
心
(
こころ
)
を
奪
(
うば
)
われるが
最後
(
さいご
)
、つまりは
幽界
(
ゆうかい
)
の
亡者
(
もうじゃ
)
として
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「怪星ガンの
住人
(
じゅうにん
)
じゃないかと思うね」
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“住人”の意味
《名詞》
その土地・家に住んでいる人。
(出典:Wiktionary)
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“住”で始まる語句
住居
住
住家
住吉
住持
住所
住職
住宅
住処
住民