“くツつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
附着84.6%
接合7.7%
膠着7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何處どこから繰出くりだしたか——まさかへそからではあるまい——かへる胞衣えなのやうなくだをづるりとばして、護謨輪ごむわ附着くツつけたとおもふと、握拳にぎりこぶしあやつつて、ぶツ/\とかぜれる。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
翫具おもちや一箇ひとつりやしないわ!それで、お稽古けいこばかり澤山たくさんさせられてさ!あァうしやう、わたし松子まつこさんだつたら此處ここうしてとゞまつてやう!他人ひとあたま接合くツつけたつて駄目だめだわ
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
あいちやんはこの急激きふげき變化へんくわ一方ひとかたならずおどろかされました、逡巡ぐづ/″\してる場合ばあひではないとつて、たゞちつたかけはうとしましたが、顎があし緊乎しツかり接合くツついてしまつてるので
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
きしうへあつまつた一たいは、それこそ滑稽こつけい觀物みものでした——とり諸羽もろは泥塗どろまみれに、動物けもの毛皮もうひ毛皮もうひ膠着くツつかんばかりに全濡びしよぬれになり、しづくがたら/\ちるのでからだよこひねつて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)