『雪女』
O君は語る。 大正の初年から某商会の満洲支店詰を勤めていた堀部君が足かけ十年振りで内地へ帰って来て、彼が満洲で遭遇した雪女の不思議な話を聞かせてくれた。 この出来事の舞台は奉天に近い芹菜堡子とかいう所だそうである。わたしもかつて満洲の土地を …
著者 | 岡本綺堂 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「子供役者の死」隆文館、1921(大正10)年3月 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約21分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約34分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
鬼子
清
土竈
客桟
竃
間
蒙
亡
穢
跳
堪
劉家
馬賊
俄
高粱
空地
縒合
蓬
総身
蝋燭
粥
筵
眉
碌々
眉深
焦
覗
覚
訊
讒言
起
躊躇
転
這
遣
遼陽
闖入
隙間
雲朔
鞄
頭
鼾
噂
寝床
家
子細
姜氏
姑娘
妬
奉天
多謝
忽
劉
剣
刹那
俯向
侍妾
何処
佇
楊
癇癪
煖炉
瀋陽
渾河
清里
気心
母屋
歓待
皺
李多
木偶
朋輩
撫順
掴
拵
拳
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