“瀋陽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんよう66.7%
しんやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張作霖の乗っていた特別軍用列車が奉天城外の瀋陽しんようの手前で爆破された事件は昭和三年のことである。張作霖を爆殺した犯人は支那の便衣べんい隊だと日本軍は発表した。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
しんの太祖が遼東一帯の地を斬り従えて、瀋陽しんよう——今の奉天——に都を建てた当時のことである。
雪女 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
便衣隊現れぬとて走りかふ瀋陽しんやうの子もあはれはかなし
わが兵士きて鹿柴ろくさいを立つるなり人の国なる瀋陽しんやうの市