“鹿柴”の読み方と例文
読み方割合
ろくさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戻ろうとしたのは、やたらに鹿柴ろくさいみたいな枯れ木や竹が道をふさいでいたからだった。ところが、ちょいとまごつくと、縄やら何やらがすぐ足を取る。大酔していたせいもあろう。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが一八一五年六月十八日の夜におけるその道路のありさまであった。血はニヴェルの大道の上まで流れてきて、その大道をふさいでいる鹿柴ろくさいの前に大きな池をなしてあふれていた。
わが兵士きて鹿柴ろくさいを立つるなり人の国なる瀋陽しんやうの市