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『妙な話』
ふりがな文庫
『
妙な話
(
みょうなはなし
)
』
ある冬の夜、私は旧友の村上と一しょに、銀座通りを歩いていた。 「この間千枝子から手紙が来たっけ。君にもよろしくと云う事だった。」 村上はふと思い出したように、今は佐世保に住んでいる妹の消息を話題にした。 「千枝子さんも健在だろうね。」 「あ …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「現代」1921(大正10)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
日中
(
ひじゅう
)
後
(
ご
)
健在
(
たっしゃ
)
後
(
うしろ
)
脅
(
おびや
)
明日
(
あした
)
扱
(
あつか
)
怖
(
こわ
)
後向
(
うしろむ
)
後
(
のち
)
私
(
わたくし
)
帰期
(
きき
)
妻
(
さい
)
色紙
(
いろがみ
)
車寄
(
くるまよ
)
唐突
(
とうとつ
)
今日
(
きょう
)
顔色
(
かおいろ
)
革
(
かわ
)
難有
(
ありがと
)
間
(
あいだ
)
無論
(
むろん
)
監視
(
かんし
)
碌
(
ろく
)
煙草
(
たばこ
)
理窟
(
りくつ
)
硝子
(
ガラス
)
生憎
(
あいにく
)
画
(
え
)
界隈
(
かいわい
)
留守
(
るす
)
眉毛
(
まゆげ
)
私
(
わたし
)
祟
(
たた
)
村上
(
むらかみ
)
譫言
(
うわごと
)
赤帽
(
あかぼう
)
透
(
す
)
遇
(
あ
)
酔
(
よ
)
銀座
(
ぎんざ
)
鎌倉
(
かまくら
)
鏡花
(
きょうか
)
随分
(
ずいぶん
)
風邪
(
かぜ
)
馴々
(
なれなれ
)
卓子
(
テーブル
)
夜
(
よ
)
塞
(
ふさ
)
堪忍
(
かんにん
)
噤
(
つぐ
)
嘲
(
あざけ
)
咄嗟
(
とっさ
)
吐
(
つ
)
吊
(
つ
)
大分
(
だいぶ
)
半年
(
はんとし
)
勿論
(
もちろん
)
利
(
き
)
傘
(
かさ
)
何故
(
なぜ
)
会釈
(
えしゃく
)
下火
(
したび
)
濠端
(
ほりばた
)
家
(
うち
)
密会
(
みっかい
)
後
(
あと
)
徘徊
(
はいかい
)
挨拶
(
あいさつ
)
挿
(
さ
)
旦那
(
だんな
)
明日
(
あす
)
一月
(
ひとつき
)
杯
(
さかずき
)
欧洲
(
おうしゅう
)
残酷
(
ざんこく
)
泊
(
とま
)
滅多
(
めった
)
滑稽
(
こっけい
)