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まじょ
ふりがな文庫
“
魔女
(
まじょ
)” の例文
けれど、都の人びとは、
巨男
(
おおおとこ
)
がおそろしい
魔女
(
まじょ
)
の
息子
(
むすこ
)
だということを知っていましたので、とおまわしに
巨男
(
おおおとこ
)
を
殺
(
ころ
)
そうと考えました。
巨男の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
これをきいて、
王子
(
おうじ
)
は
魔女
(
まじょ
)
の家へきたことを知りました。けれども、もうまっくらで、これいじょうさきへいくことはできません。
なぞ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「ブローキュッラから、
魔女
(
まじょ
)
たちが家へやってくるのは、こんやだな。」ニールスはそう思いながら、ちょっと笑いました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
というのは、このおばあさんは
魔法
(
まほう
)
が使えるからでした。けれども、おばあさんは、わるい
魔女
(
まじょ
)
ではありませんでした。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
今迄は
女神
(
めがみ
)
の如く
貴
(
たっと
)
く、人形の如く美しく見えた彼の女が、
忽
(
たちま
)
ち一変して、あの黒ん坊よりも一層恐ろしい、気味の悪い
魔女
(
まじょ
)
に見え出したゞけであった。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
▼ もっと見る
砂漠
(
さばく
)
の
中
(
なか
)
の
赤
(
あか
)
い
町
(
まち
)
は、
不思議
(
ふしぎ
)
に
富
(
と
)
んでいました。それは、
人間
(
にんげん
)
の
生
(
い
)
き
血
(
ち
)
を
吸
(
す
)
うからだといわれていました。また、その
町
(
まち
)
は、
魔女
(
まじょ
)
の
住
(
す
)
む
町
(
まち
)
だといわれていました。
美
(
うつく
)
しい
女
(
おんな
)
が、たくさんいるからです。
砂漠の町とサフラン酒
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「どうぞ、むさいところですが、ゆっくり休んでください。」と
魔女
(
まじょ
)
がやさしい声でいいました。そこで三人は、中へはいって休みました。
巨男の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
恐
(
おそ
)
ろしい
力
(
ちから
)
があって、
世間
(
せけん
)
から
怖
(
こわ
)
がられている
一人
(
ひとり
)
の
魔女
(
まじょ
)
でしたから、
誰一人
(
たれひとり
)
、
中
(
なか
)
へはいろうという
者
(
もの
)
はありませんでした。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
年とった
魔女
(
まじょ
)
がほうきの上にまたがって、だんなさんを鼻の上に乗っけているところ、といったようなものでした。
イーダちゃんのお花
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
巨男
(
おおおとこ
)
のお母さんはおそろしい
魔女
(
まじょ
)
でした。ほら
鷲
(
わし
)
のような高い鼻や、
蛇
(
へび
)
のような
鋭
(
するど
)
い
眼
(
め
)
を持ったあのおそろしい
魔女
(
まじょ
)
でした。
巨男の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
ですから、
魔女
(
まじょ
)
は
少
(
すこ
)
しも
気
(
き
)
がつかずに
居
(
い
)
ましたが、
或
(
あ
)
る
日
(
ひ
)
、ラプンツェルは、うっかり
魔女
(
まじょ
)
に
向
(
むか
)
って、こう
言
(
い
)
いました。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ハクチョウたちは、みんな首のところに黄金の輪をつけ、頭にはきらめく青い星をいただいていました。ボートが緑の森のそばを通ると、森の木々は、
盗賊
(
とうぞく
)
や
魔女
(
まじょ
)
の話をしてくれました。
眠りの精
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ああ、あのうちには、おっそろしい
魔女
(
まじょ
)
がいますよ。いきなり、あっしに
息
(
いき
)
をふっかけたかと思うと、長い指であっしの顔をひっかきやがったんでさ。
ブレーメンの音楽師
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
吹きこんだ風が踊ッ子をさらいますと、それはまるで空をとぶ
魔女
(
まじょ
)
のようにふらふらと空をとびながら、だんろのなかの、ちょうど兵隊のいるところへ、まっしぐらにとびこんで来ました。
しっかり者のすずの兵隊
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
それから
又
(
また
)
、
魔女
(
まじょ
)
の
来
(
く
)
るのは、
大抵
(
たいてい
)
日中
(
ひるま
)
だから、
二人
(
ふたり
)
はいつも、
日
(
ひ
)
が
暮
(
く
)
れてから、
逢
(
あ
)
うことに
約束
(
やくそく
)
を
定
(
き
)
めました。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
あたし、どうぞして、死なないたましいが手にはいるものなら、どんなことでもしてみるわ。そうだ、おねえさまたちが、御殿でおどっていらっしゃるうち、あたし、海の
魔女
(
まじょ
)
の所へ行ってみよう。
人魚のひいさま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
わるい
魔女
(
まじょ
)
で、こどもたちのくるのを知って、パンのおうちなんかこしらえて、だましておびきよせたのです。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
宿屋の
亭主
(
ていしゅ
)
もあの
魔女
(
まじょ
)
も、そのなかまにくわわりました。そしてみんなで、さっきのカラスの
肉
(
にく
)
をきざみこんでいれてあるスープをひとさらずつのみました。
なぞ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
家来
(
けらい
)
のほうは、馬のくらをしっかりしめなければなりませんでしたので、ひとりだけあとにのこっていました。すると、そこへわるい
魔女
(
まじょ
)
が飲みものをもって、やってきました。
なぞ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
その話によりますと、王子は、あるわるい
魔女
(
まじょ
)
のために、
魔法
(
まほう
)
をかけられていたのですが、それをあの
泉
(
いずみ
)
からすくいだしてくれたのはお
姫
(
ひめ
)
さまだけだったということでした。そして王子は
カエルの王さま:または鉄のハインリッヒ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“魔女”の解説
魔女(まじょ、en: witch、fr: sorcière、it: strega、es: bruja、de: Hexe)とは、古いヨーロッパの俗信で、超自然的な力で人畜に害を及ぼすとされた人間、または妖術を行使する者のことを指す。
(出典:Wikipedia)
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“魔女”で始まる語句
魔女奴
魔女集会