魔女まじょ)” の例文
けれど、都の人びとは、巨男おおおとこがおそろしい魔女まじょ息子むすこだということを知っていましたので、とおまわしに巨男おおおとこころそうと考えました。
巨男の話 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
これをきいて、王子おうじ魔女まじょの家へきたことを知りました。けれども、もうまっくらで、これいじょうさきへいくことはできません。
「ブローキュッラから、魔女まじょたちが家へやってくるのは、こんやだな。」ニールスはそう思いながら、ちょっと笑いました。
というのは、このおばあさんは魔法まほうが使えるからでした。けれども、おばあさんは、わるい魔女まじょではありませんでした。
今迄は女神めがみの如くたっとく、人形の如く美しく見えた彼の女が、たちまち一変して、あの黒ん坊よりも一層恐ろしい、気味の悪い魔女まじょに見え出したゞけであった。
小僧の夢 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
砂漠さばくなかあかまちは、不思議ふしぎんでいました。それは、人間にんげんうからだといわれていました。また、そのまちは、魔女まじょまちだといわれていました。うつくしいおんなが、たくさんいるからです。
砂漠の町とサフラン酒 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「どうぞ、むさいところですが、ゆっくり休んでください。」と魔女まじょがやさしい声でいいました。そこで三人は、中へはいって休みました。
巨男の話 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
おそろしいちからがあって、世間せけんからこわがられている一人ひとり魔女まじょでしたから、誰一人たれひとりなかへはいろうというものはありませんでした。
年とった魔女まじょがほうきの上にまたがって、だんなさんを鼻の上に乗っけているところ、といったようなものでした。
巨男おおおとこのお母さんはおそろしい魔女まじょでした。ほらわしのような高い鼻や、へびのようなするどを持ったあのおそろしい魔女まじょでした。
巨男の話 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
ですから、魔女まじょすこしもがつかずにましたが、、ラプンツェルは、うっかり魔女まじょむかって、こういました。
ハクチョウたちは、みんな首のところに黄金の輪をつけ、頭にはきらめく青い星をいただいていました。ボートが緑の森のそばを通ると、森の木々は、盗賊とうぞく魔女まじょの話をしてくれました。
ああ、あのうちには、おっそろしい魔女まじょがいますよ。いきなり、あっしにいきをふっかけたかと思うと、長い指であっしの顔をひっかきやがったんでさ。
吹きこんだ風が踊ッ子をさらいますと、それはまるで空をとぶ魔女まじょのようにふらふらと空をとびながら、だんろのなかの、ちょうど兵隊のいるところへ、まっしぐらにとびこんで来ました。
それからまた魔女まじょるのは、大抵たいてい日中ひるまだから、二人ふたりはいつも、れてから、うことに約束やくそくめました。
あたし、どうぞして、死なないたましいが手にはいるものなら、どんなことでもしてみるわ。そうだ、おねえさまたちが、御殿でおどっていらっしゃるうち、あたし、海の魔女まじょの所へ行ってみよう。
わるい魔女まじょで、こどもたちのくるのを知って、パンのおうちなんかこしらえて、だましておびきよせたのです。
宿屋の亭主ていしゅもあの魔女まじょも、そのなかまにくわわりました。そしてみんなで、さっきのカラスのにくをきざみこんでいれてあるスープをひとさらずつのみました。
家来けらいのほうは、馬のくらをしっかりしめなければなりませんでしたので、ひとりだけあとにのこっていました。すると、そこへわるい魔女まじょが飲みものをもって、やってきました。
その話によりますと、王子は、あるわるい魔女まじょのために、魔法まほうをかけられていたのですが、それをあのいずみからすくいだしてくれたのはおひめさまだけだったということでした。そして王子は