あるとき、二十五人すずの兵隊がありました。二十五人そろってきょうだいでした。なぜならみんなおなじ一本の古いすずのさじからうまれたからです。みんな銃剣をかついで、まっすぐにまえをにらめていました。みんな赤と青の、それはすばらしい軍服を着ていま …
| 著者 | ハンス・クリスチャン・アンデルセン |
| 翻訳者 | 楠山正雄 |
| ジャンル | 文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学 |
| 原題 | DEN STANDHAFTIGE TINSOLDAT |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約10分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約17分(300文字/分) |