“雜沓:ざつたふ” の例文
“雜沓:ざつたふ”を含む作品の著者(上位)作品数
上司小剣1
野村胡堂1
高山樗牛1
ハンス・クリスチャン・アンデルセン1
三島霜川1
“雜沓:ざつたふ”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学7.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
大通へ出ると、毎朝屹度山の手の方の製絲工場の汽笛が鳴ツて、通は朝の雜沓ざつたふを極めてゐる。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
江戸の賑ひを集め盡したやうな淺草の雜沓ざつたふは、この意味もなく見えるさゝやかな事件を押し包んで、活きた坩堝るつぼのやうに、刻々新しいたぎりを卷き返すのです。
兵士、希臘ギリシア人、土耳格トルコ人、あらゆる外國人とつくにびとの打ちまじりて、且叫び且走る、その熱鬧ねつたう雜沓ざつたふさま、げに南國中の南國は是なるべし。
洛中らくちゆうの民はさながらきやうせるが如く、老を負ひ幼を扶けて火を避くる者、僅の家財を携へて逃ぐる者、或は雜沓ざつたふの中にきずつきて助けを求むる者、或は連れ立ちし人に離れて路頭ろとうに迷へる者
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
ひがしもんからはひつて、露店ろてん參詣人さんけいにんとの雜沓ざつたふするなかを、あふひもんまく威勢ゐせいせた八足門はつそくもんまへまでくと、むかうから群衆ぐんしうけて、たか武士ぶしがやつてた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)