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血筋
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ちすぢ
ふりがな文庫
“
血筋
(
ちすぢ
)” の例文
われ澤に走りゆき、
葦
(
あし
)
と
泥
(
ひぢ
)
とにからまりて倒れ、こゝにわが
血筋
(
ちすぢ
)
の地上につくれる
湖
(
うみ
)
を見ぬ。 八二—八四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
再び越前守殿主税之助に
向
(
むか
)
はれ
其許
(
そのもと
)
は
先代
(
せんだい
)
平助の
養子
(
やうし
)
に相成し
後
(
のち
)
平助は藤五郎藤三郎の兩人を
儲
(
まう
)
けしに付平助末期に藤五郎兄弟は家の
血筋
(
ちすぢ
)
故其許の養子となし
家督
(
かとく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お袖の
血筋
(
ちすぢ
)
には、惡い
病
(
やまひ
)
があるとか——いろんな事を、伊丹屋にたき付けたさうですよ。
銭形平次捕物控:097 許婚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
切
(
き
)
られぬ
縁
(
ゑん
)
の
血筋
(
ちすぢ
)
といへば
有
(
あ
)
るほどの
惡戯
(
いたづら
)
を
盡
(
つく
)
して
瓦解
(
ぐわかい
)
の
曉
(
あかつき
)
に
落
(
おち
)
こむは
此淵
(
このふち
)
、
知
(
し
)
らぬと
言
(
い
)
ひても
世間
(
せけん
)
のゆるさねば、
家
(
いへ
)
の
名
(
な
)
をしく
我
(
わ
)
が
顏
(
かほ
)
はづかしきに
惜
(
を
)
しき
倉庫
(
くら
)
をも
開
(
ひら
)
くぞかし
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
其方
懷姙
(
くわいにん
)
のよし我等
血筋
(
ちすぢ
)
に
相違
(
さうゐ
)
是なし
若
(
もし
)
男子
(
なんし
)
出生に於ては
時節
(
じせつ
)
を以て
呼出
(
よびいだ
)
すべし女子たらば其方の
勝手
(
かつて
)
に致すべし
後日
(
ごにち
)
證據
(
しようこ
)
の爲我等身に
添
(
そへ
)
大切に致候
短刀
(
たんたう
)
相添
(
あひそへ
)
遣
(
つか
)
はし置者也
依而
(
よつて
)
如件
(
くだんのごとし
)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
幼年より
病身
(
びやうしん
)
と雖も
御惣領
(
ごそうりやう
)
なれば
強
(
おし
)
て
家督
(
かとく
)
に立給しが綱教卿も同年九月九日御年廿六
歳
(
さい
)
にて
逝去
(
せいきよ
)
なり然るに
次男
(
じなん
)
頼職卿
(
よりなりきやう
)
も
早世
(
さうせい
)
なるに
依
(
より
)
紀伊家は
殆
(
ほとん
)
ど
世繼
(
よつぎ
)
絶
(
たえ
)
たるが如し三
男
(
なん
)
信房卿同家へ
養子
(
やうし
)
と
成
(
なら
)
せられて
間
(
ま
)
は
無
(
なけ
)
れ共外に御
血筋
(
ちすぢ
)
なき故まづ左京太夫
頼純
(
よりすみ
)
の四男
宗通
(
むなみち
)
の次男を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“血”で始まる語句
血
血眼
血腥
血統
血汐
血痕
血潮
血飛沫
血相
血糊