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界
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かい
ふりがな文庫
“
界
(
かい
)” の例文
當
(
とう
)
時、
私
(
わたし
)
の一家は長
崎
(
さき
)
に
住
(
す
)
んでゐた。その長
崎
(
さき
)
には、下岡蓮杖
翁
(
おう
)
と
並
(
なら
)
んで、日本寫
眞
(
しん
)
界
(
かい
)
の
元祖
(
ぐわんそ
)
である上野彦馬
翁
(
おう
)
が同じく
住
(
す
)
んでゐた。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
倭文子がお尋ねものであることは、もう
界
(
かい
)
わいに知れ渡っているのだ。それを三谷は、一体全体どうして抜け出す積りであろう。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
勵
(
はげむ
)
ゆゑに山伏といふ又
修驗
(
しゆけん
)
といツパ
其修行
(
そのしゆぎやう
)
終り修行
滿
(
みち
)
たる後の
本學
(
ほんがく
)
とあれば難行苦行をなし
修行
(
しゆぎやう
)
終
(
をはり
)
て後の
本名
(
ほんみやう
)
なり
故
(
かるがゆゑ
)
に十
界
(
かい
)
輪宗
(
りんしう
)
の
嘲言
(
てうげん
)
に
徹
(
てつ
)
すれば
厭
(
いと
)
ふべき
肉食
(
にくじき
)
なし
兩部
(
りやうぶ
)
不二の法水を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
与へたるのみならず、より平
衡
(
こう
)
を得たる又より合理的なる支配の下に文明世
界
(
かい
)
を置いた。全世界を健全にするは独乙の事業なりと云つた詩人ガイベルの
言葉
(
ことば
)
は今に実現せられるだらう
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
金太郎は
急
(
きう
)
に、一切のことを
誰
(
たれ
)
かに話して、自分とその
老
(
ろう
)
人とが同じ危
險
(
けん
)
状態にあつたことを現在世
界
(
かい
)
中で自分だけが知つてゐるといふこの
祕密
(
ひみつ
)
から、いちはやく解
放
(
ほう
)
されたい
衝
(
せう
)
動をうけた。
坂道
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
真白
(
まつしろ
)
界
(
かい
)
の銀世界
未刊童謡
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
小宮先生は今は
文壇
(
ぶんだん
)
よりも學
界
(
かい
)
の方に
專念
(
せんねん
)
されるやうになつてしまはれたが、
私
(
わたし
)
の
知
(
し
)
れる
限
(
かぎ
)
りの
文藝
(
ぶんげい
)
の
道
(
みち
)
に
携
(
たづさ
)
はる人
達
(
たち
)
の内では一
番
(
ばん
)
の、百五十
點
(
てん
)
といふ
球突
(
たまつき
)
の名手である。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
まつ
白
(
しろ
)
界
(
かい
)
だ
未刊童謡
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
“界”の意味
《名詞・suffix》
(さかい)空間を分ける線。
(カイ)種類を同じくする空間。
(カイ)生物分類の基本階級の一つで、一般的にはその最上単位。但し、近年ではさらにその上位に「ドメイン」のをおくこともある。界-門-綱-目-科-(族)-属-(節)-種
(出典:Wiktionary)
界
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“界”を含む語句
境界
世界中
滅法界
外界
幽界
人界
限界
他界
界隈
世界
冥界
見界
結界
眼界
花柳界
社界
下界
三界
人間界
世界的
...