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昌
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さか
ふりがな文庫
“
昌
(
さか
)” の例文
倹約を
宗
(
むね
)
として
一〇
家の
掟
(
おきて
)
をせしほどに、年を
畳
(
つ
)
みて富み
昌
(
さか
)
えけり。かつ
一一
軍
(
いくさ
)
を
調練
(
たなら
)
す
間
(
いとま
)
には、
一二
茶味
(
さみ
)
翫香
(
ぐわんかう
)
を
娯
(
たのし
)
まず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
峠で
力餅
(
ちからもち
)
を売りました、三四軒茶屋
旅籠
(
はたご
)
のございました、あの
広場
(
ひろッぱ
)
な、……俗に猿ヶ
馬場
(
ばんば
)
——以前
上下
(
のぼりくだり
)
の旅人で
昌
(
さか
)
りました時分には、何が故に、猿ヶ馬場だか
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
諸王をして権を得せしむるも、
亦
(
また
)
大なりというべし。太祖の意に
謂
(
おも
)
えらく、
是
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
くなれば、
本支
(
ほんし
)
相
(
あい
)
幇
(
たす
)
けて、
朱氏
(
しゅし
)
永く
昌
(
さか
)
え、威権
下
(
しも
)
に移る無く、傾覆の
患
(
うれい
)
も生ずるに地無からんと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
母子二人
倒死
(
のたれじに
)
するまでも、腹の中をからにして往生するにもしろ、以前、我が家の
昌
(
さか
)
つた頃、台所から這ひずつて来て、親父の指の先に転がされて働いた奴等の
下職人
(
した
)
とはなつて、溝板
修覆
(
なお
)
しや
もつれ糸
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
其
(
そ
)
の
響
(
ひゞ
)
きで、
今
(
いま
)
の
処
(
ところ
)
へ、
熱湯
(
ねつたう
)
が
湧出
(
わきだ
)
いた。ぢやがさ、
天道
(
てんだう
)
人
(
ひと
)
を
殺
(
ころ
)
さずかい。
生命
(
いのち
)
だけは
助
(
たすか
)
つても、
食
(
く
)
はう
飲
(
の
)
まうの
分別
(
ふんべつ
)
も
出
(
で
)
なんだ
処
(
ところ
)
温泉
(
をんせん
)
が
昌
(
さか
)
つて
来
(
き
)
たで、
何
(
ど
)
うやら
娑婆
(
しやば
)
の
形
(
かたち
)
に
成
(
な
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
おのれ善をなして、おのれその
報
(
むく
)
ひの来るを待つは
直
(
なほ
)
きこころにもあらずかし。又
悪業
(
あくごふ
)
慳貪
(
けんどん
)
の人の
富
(
と
)
み
昌
(
さか
)
ふるのみかは、
寿
(
いのち
)
めでたくその
終
(
をはり
)
をよくするは、
一〇四
我に
異
(
こと
)
なることわりあり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“昌”の意味
《名詞》
高昌
(出典:Wiktionary)
“昌”の解説
昌(しょう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
昌
漢検準1級
部首:⽇
8画
“昌”を含む語句
繁昌
昌平橋
大繁昌
昌平黌
御繁昌
武昌
南昌
保昌
昌平
繁昌記
昌住
昌叱
昌俊
昌泰
昌作
東京新繁昌記
永昌寺
昌琢
昌休
清水昌彦
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