トップ
>
心
>
こゝ
ふりがな文庫
“
心
(
こゝ
)” の例文
よもや
植木屋
(
うゑきや
)
の
息子
(
むすこ
)
にてはあるまじく、さりとて
誰
(
た
)
れ
住替
(
すみかは
)
りし
風説
(
うはさ
)
も
聞
(
き
)
かねば
外
(
ほか
)
に
人
(
ひと
)
の
有
(
あ
)
る
筈
(
はず
)
なし、
不審
(
いぶかし
)
さよの
底
(
そこ
)
の
心
(
こゝ
)
ろは
其人
(
そのひと
)
床
(
ゆか
)
しければなり、
用
(
よう
)
もなき
庭歩行
(
にはあるき
)
にありし
垣根
(
かきね
)
の
際
(
きは
)
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
花
(
はな
)
に
吹
(
ふ
)
く
嵐
(
あらし
)
のおそろしき
心
(
こゝ
)
ろも
我
(
わ
)
れ
知
(
し
)
らず
起
(
おこ
)
らんにや、
許
(
ゆ
)
るさせたまへとて
戀
(
こひ
)
なればこそ
忠義
(
ちうぎ
)
に
鍛
(
きた
)
へし、六
尺
(
しやく
)
の
大男
(
おほおとこ
)
が
身
(
み
)
をふるはせて
打泣
(
うちなき
)
し、
姿
(
すがた
)
おもへば
扨
(
さて
)
も
罪
(
つみ
)
ふかし、
六歳
(
ろくさい
)
のむかし
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
我
(
わ
)
れ
兩親
(
りやうしん
)
に
後
(
おく
)
れし
以來
(
いらい
)
、
延
(
の
)
びし
背丈
(
せたけ
)
は
誰
(
たれ
)
の
庇護
(
かげ
)
かは、
幼稚
(
えうち
)
の
折
(
をり
)
の
心
(
こゝ
)
ろならひに、
謹
(
つゝし
)
みもなく
馴
(
な
)
れまつはりて、
鈇石
(
てつせき
)
の
心
(
こゝろ
)
うごかせしは、
搆
(
かま
)
へて
松野
(
まつの
)
の
咎
(
とが
)
ならず
我
(
わ
)
が
心
(
こゝ
)
ろのいたらねばなり
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“心”の解説
心(こころ)は、非常に多義的・抽象的な概念であり文脈に応じて多様な意味をもつ言葉であり、人間(や生き物)の精神的な作用や、それのもとになるものなどを指し、感情、意志、知識、思いやり、情などを含みつつ指している。
(出典:Wikipedia)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“心”を含む語句
焦心
中心
心付
心配
心情
心地
心懸
心持
心臓
心中
心得違
心細
心掛
御心
真心
心遣
心附
心象
心底
下心
...