“住替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すみかは50.0%
すみかえ25.0%
すみかへ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数歳すさいの星霜を経て、今松川の塾となれるまで、種々さま/″\人の住替すみかはりしが、一月ひとつきしは皆無にて、多きも半月を過ぐるは無し。はなはだしきに到りては、一夜ひとよを超えて引越せしもあり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「ええ。昨夜ゆうべまで、もう一人居たのよ。住替すみかえに行ったのよ。」
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
それが晴代の最近の住替すみかへの動機だつたが、或る日一直いちなほからかゝつて、馴染なじみだと言ふので行つてみると、土地の興行界の顔役や請負師らしい男が五六人頭をそろへてゐるなかに
のらもの (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)