“すみかは”の漢字の書き方と例文
語句割合
住替100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数歳すさいの星霜を経て、今松川の塾となれるまで、種々さま/″\人の住替すみかはりしが、一月ひとつきしは皆無にて、多きも半月を過ぐるは無し。はなはだしきに到りては、一夜ひとよを超えて引越せしもあり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
よもや植木屋うゑきや息子むすこにてはあるまじく、さりとて住替すみかはりし風説うはさかねばほかひとはずなし、不審いぶかしさよのそここゝろは其人そのひとゆかしければなり、ようもなき庭歩行にはあるきにありし垣根かきねきは
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)