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寄附
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よりつ
ふりがな文庫
“
寄附
(
よりつ
)” の例文
村
(
むら
)
の
誰
(
たれ
)
にかも
見
(
み
)
せて、
怪
(
あや
)
しさを
唯
(
たゞ
)
潵
(
しぶき
)
の
如
(
ごと
)
く
散
(
ち
)
らさう、と
人
(
ひと
)
に
告
(
つ
)
げぬのでは
無
(
な
)
いけれども、
昼間
(
ひるま
)
さへ、
分
(
わ
)
けて
夜
(
よる
)
に
成
(
な
)
つて、
城
(
じやう
)
ヶ
沼
(
ぬま
)
の
三町四方
(
さんちやうしはう
)
へ
寄附
(
よりつ
)
かうと
言
(
い
)
ふ
兄哥
(
せなあ
)
は
居
(
を
)
らぬ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
林「ひえへゝゝ是はどうも
面白
(
おもしろ
)
え、やりたいようだが、何分間が悪うて側へ
寄附
(
よりつ
)
かれません」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其
(
そ
)
のかはり、
旧
(
もと
)
から
噂
(
うはさ
)
の
高
(
たか
)
かつたお
天守
(
てんしゆ
)
の
此
(
こ
)
の
辺
(
へん
)
は、
人
(
ひと
)
の
寄附
(
よりつ
)
かぬ
凄
(
すご
)
い
処
(
ところ
)
に
成
(
な
)
りましたよ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
太
(
ふて
)
い奴でございます、大きな
野台骨
(
やたいぼね
)
を張っては居りますが、月給を払わないもんだから奉公人も
追々
(
おい/\
)
減ってしまい、蕎麦屋でも、魚屋でも勘定をしねえから
寄附
(
よりつ
)
く者はねえので
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
中にはもう
此処等
(
ここいら
)
から
仮声
(
こわいろ
)
をつかって
行
(
ゆ
)
く
壮佼
(
わかもの
)
がある、
浅黄
(
あさぎ
)
の
襦袢
(
じゅばん
)
を
膚脱
(
はだぬい
)
で
行
(
ゆ
)
く女房がある、その
演劇
(
しばい
)
の恐しさ。
大江山
(
おおえやま
)
の段か何か知らず、とても町へは
寄附
(
よりつ
)
かれたものではない。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
黙
(
だま
)
つてゐな、
己
(
おら
)
ア
馬鹿
(
ばか
)
が
好
(
すき
)
だ……
其儘
(
そのまゝ
)
却
(
かへ
)
つて
綿服
(
めんぷく
)
で
往
(
ゆ
)
け、
先方
(
むかう
)
へ
往
(
ゆ
)
くと
寄附
(
よりつ
)
きへ
通
(
とほ
)
すか、それとも
広間
(
ひろま
)
へ
通
(
とほ
)
すか知らんが、
鍋島
(
なべしま
)
か
唐物
(
からもの
)
か
何
(
なに
)
か
敷
(
し
)
いて
有
(
あ
)
るだらう、
囲
(
かこ
)
ひへ
通
(
とほ
)
る、
草履
(
ざうり
)
が出て
居
(
ゐ
)
やう
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
多日
(
しばらく
)
寄附
(
よりつ
)
かなかった本郷の叔母さんの
許
(
もと
)
を訪ねたのがあった。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“寄附”の意味
《名詞》
寄 附(きふ)
寄付の別表記。
(出典:Wiktionary)
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“寄附”で始まる語句
寄附主