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大河
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たいか
ふりがな文庫
“
大河
(
たいか
)” の例文
渡良瀬川
(
わたらせがわ
)
の利根川に
合
(
がっ
)
するあたりは、ひろびろとしてまことに
阪東
(
ばんどう
)
太郎の名にそむかぬほど
大河
(
たいか
)
のおもむきをなしていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
暫
(
しばら
)
くして、ラランはその
弱
(
よは
)
つたからだを
南
(
みなみ
)
へ
向
(
む
)
けて、
熱
(
あつ
)
い
印度
(
インド
)
の
方
(
はう
)
へふらふら
飛
(
と
)
んでゐたが、ガンガといふ
大河
(
たいか
)
の
上流
(
じようりう
)
で、
火傷
(
やけど
)
した
口
(
くち
)
の
渇
(
かわ
)
きを
湿
(
うる
)
ほさうとして
誤
(
あやま
)
つて
溺
(
おぼ
)
れ
死
(
し
)
んでしまつた。
火を喰つた鴉
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
(八三)
殷紂
(
いんちう
)
の
國
(
くに
)
は
(八四)
孟門
(
まうもん
)
を
左
(
ひだり
)
にし
(八五)
太行
(
たいかう
)
を
右
(
みぎ
)
にし、
常山
(
じやうざん
)
其北
(
そのきた
)
に
在
(
あ
)
り、
大河
(
たいか
)
其南
(
そのみなみ
)
を
經
(
へ
)
しが、
政
(
まつりごと
)
を
修
(
をさ
)
むること
徳
(
とく
)
ならず、
武王
(
ぶわう
)
之
(
これ
)
を
殺
(
ころ
)
せり。
是
(
これ
)
に
由
(
よ
)
つて
之
(
これ
)
を
觀
(
み
)
れば、
徳
(
とく
)
に
在
(
あ
)
りて
險
(
けん
)
に
在
(
あ
)
らず。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
山
(
やま
)
の
半腹
(
はんぷく
)
以上
(
いじやう
)
は
赤色
(
せきしよく
)
の
燒石
(
やけいし
)
の
物凄
(
ものすご
)
い
樣
(
やう
)
に
削立
(
せうりつ
)
して
居
(
を
)
るが、
麓
(
ふもと
)
は
限
(
かぎ
)
りもなき
大深林
(
だいしんりん
)
で、
深林
(
しんりん
)
の
中央
(
ちうわう
)
を
横斷
(
わうだん
)
して、
大河
(
たいか
)
滔々
(
とう/\
)
と
流
(
なが
)
れて
居
(
を
)
る
樣子
(
やうす
)
、
其邊
(
そのへん
)
を
進行
(
しんかう
)
したら
隨分
(
ずいぶん
)
奇
(
く
)
しき
出來事
(
できごと
)
もあらうと
思
(
おも
)
つたので
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
さるを運命われに非に、
大河
(
たいか
)
の中に封ぜられ
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
▼ もっと見る
なかばはらんだ帆が夕日を受けてゆるやかにゆるやかに
下
(
くだ
)
って行くと、ようようとした
大河
(
たいか
)
の
趣
(
おもむき
)
をなした川の上には
初秋
(
はつあき
)
でなければ見られぬような白い大きな雲が浮かんで
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
かれは松の陰に腰をかけてようようとして流れ去る
大河
(
たいか
)
に眺めいった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
“大河”の意味
《名詞》
大河(たいが)
大きな川。大川。
《固有名詞》
大河(たいが)
「黄河」の異称。
NHKが制作放送する「大河ドラマ」の略称。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
“大河”で始まる語句
大河内
大河原
大河平
大河畔
大河童
大河端
大河筋
大河豚
大河野
大河内正敏