“卵子:たまご” の例文
“卵子:たまご”を含む作品の著者(上位)作品数
林芙美子1
海野十三1
谷譲次1
上田敏1
寺田寅彦1
“卵子:たまご”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集4.8%
自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学4.0%
文学 > フランス文学 > 詩1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「半焼けの米櫃こめびつ、焼け米、そこらを掘ると、卵子たまごが出てくる筈だ。みんなこの際、立派な食料品だ」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
料理方れうりかた水兵すいへい大奮發だいふんぱつよしで、海鼈すつぽん卵子たまご蒸燒むしやきや、牡蠣かき鹽煑しほに
昭和九年九月十三日頃南洋パラオの南東海上に颱風たいふう卵子たまごらしいものが現われた。
颱風雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
詩人と画家とその卵子たまごたちが、きゅうを負って集まる桃源境アルキャデアなのだ。
巨大なる黄金わうごん卵子たまごの如し。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
うっかりかったくされ卵子たまご
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そこからまた下りになって、尾根へつづく、尾根の突角は屋根の瓦のように、平板にげた岩石が、散乱している、嘉代吉は偃松の下で、破れ卵子たまごを見つけ、足の指先で雷鳥の卵子だと教えてくれた、この尾根の突角で、深い谷を瞰下しながら
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
奥さんはみかけによらぬ料理好きで、ちょいちょいと短時間にうまいものをつくる才能があって、火鉢でじいじいとためてくれるハムの味、卵子たまごのむし方、こうのもの、思い出してよだれが出るのだから、よっぽど美味かったのに違いない。
朝御飯 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
またあるとき海岸かいがんいへうしろもりへ、大鷲おほわしいとなんでるのを見付みつけて、その卵子たまごりにつてひど遭遇でつくわしたこともある。
しかし先ず智育よりも体育よりも一番大切な食育の事を研究しないのは迂闊の至りだ。動物を飼ってみると何より先に食育の大切な事が解る。とりを飼っても食物がるければ卵子たまごを沢山産まない。牛を飼っても食物がるければ牛乳の質が粗悪になる。馬を飼っても豚を飼っても食物の良否でその体質が変化する。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ところで、今度はお前さんのお屋敷へ納めた西瓜から蛙が出るとは……。尤もあの辺には蛇や蛙がたくさん棲んでいますから、自然その卵子たまごがどうかしてはいり込んで南瓜や西瓜のなかで育ったのでしょうな。しかし西瓜が女の生首に見えたなぞは少し念入り過ぎる。伊平さんも真面目そうな顔をしていながら、人を嚇かすのはなかなか巧いね。
西瓜 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)