トップ
>
『颱風雑俎』
ふりがな文庫
『
颱風雑俎
(
たいふうざっそ
)
』
昭和九年九月十三日頃南洋パラオの南東海上に颱風の卵子らしいものが現われた。それが大体北西の針路を取ってざっと一昼夜に百里程度の速度で進んでいた。十九日の晩ちょうど台湾の東方に達した頃から針路を東北に転じて二十日の朝頃からは琉球列島にほぼ平行 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学
初出
「思想」1935(昭和10)年2月1日、「吉村冬彦」署名で。
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約28分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
平
(
だいら
)
被
(
こうむ
)
鯱
(
しゃちほこ
)
駕
(
が
)
畏
(
おそ
)
薙倒
(
なぎたお
)
葺
(
ぶき
)
海嘯
(
かいしょう
)
真然
(
しんねん
)
相
(
そう
)
稀有
(
けう
)
筏
(
いかだ
)
義経
(
よしつね
)
脆弱
(
ぜいじゃく
)
蒙古
(
もうこ
)
覆没
(
ふくぼつ
)
貞観
(
じょうがん
)
醜骸
(
しゅうがい
)
颱風
(
たいふう
)
鹿爪
(
しかつめ
)
齎
(
もたら
)
彼方
(
かなた
)
京邑
(
けいゆう
)
仁明
(
にんみょう
)
伊那
(
いな
)
剥
(
は
)
卵子
(
たまご
)
可笑
(
おか
)
吸江
(
きゅうこう
)
居廬
(
きょろ
)
真済
(
しんさい
)
摧
(
くだ
)
曝
(
さら
)
演繹
(
えんえき
)
濃尾
(
のうび
)
火粉
(
ひのこ
)
畢竟
(
ひっきょう
)
京師
(
けいし
)
相踵
(
あいつ
)