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醜骸
ふりがな文庫
“醜骸”の読み方と例文
読み方
割合
しゅうがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅうがい
(逆引き)
われわれはみじめな
醜骸
(
しゅうがい
)
をさらして
塹壕
(
ざんごう
)
の埋め草になるに過ぎないまでも、これによって未来の連句への第一歩が踏み出されるのであったら
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も「彼奴」にひきずられ、その
淫猥
(
いや
)
らしい興奮を乗せて、命の続くかぎりは
吾
(
われ
)
と
吾
(
わ
)
が
醜骸
(
しゅうがい
)
に鞭をふるわねばならないということは、なんと
浅間
(
あさま
)
しいことなのであろう。
階段
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そも前世の
宿業
(
しゅくごう
)
にや、林冲、罪のおぼえもなきに、この獄地に流され、かくのごとき、生ける
醜骸
(
しゅうがい
)
となっております。あわれ、なにとぞご加護あらしめたまえ。遠き都にあるわが妻を
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
醜骸(しゅうがい)の例文をもっと
(8作品)
見る
醜
常用漢字
中学
部首:⾣
17画
骸
常用漢字
中学
部首:⾻
16画
“醜”で始まる語句
醜
醜男
醜態
醜女
醜怪
醜悪
醜聞
醜婦
醜穢
醜陋
“醜骸”のふりがなが多い著者
林不忘
吉川英治
海野十三
寺田寅彦