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勝敗
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しようはい
ふりがな文庫
“
勝敗
(
しようはい
)” の例文
〔評〕兵を
治
(
ち
)
して
對抗
(
たいかう
)
し、互に
勝敗
(
しようはい
)
あり。兵士或は
負傷
(
ふしやう
)
者の
状
(
じやう
)
を爲す、
醫
(
い
)
故に之を
診察
(
しんさつ
)
す。兵士初め負傷者とならんことを惡む。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
其處
(
そこ
)
に
米艦
(
べいかん
)
「オリンピヤ」
號
(
がう
)
の
投錨
(
とうべう
)
せるを
見
(
み
)
ば、
此方
(
こなた
)
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
を
投手
(
ピツチ
)
として、
彼方
(
かなた
)
音
(
おと
)
に
名高
(
なだか
)
きチヤーチの
一軍
(
いちぐん
)
と
華々
(
はな/″\
)
しき
勝敗
(
しようはい
)
を
决
(
けつ
)
せんことを。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
で、
其
(
そ
)
の
勝敗
(
しようはい
)
を
紀念
(
きねん
)
として、
一先
(
ひとま
)
づ、
今度
(
こんど
)
の
蜜月
(
みつゞき
)
の
旅
(
たび
)
を
切上
(
きりあ
)
げやう。けれども
双六盤
(
すごろくばん
)
は、
唯
(
たゞ
)
土地
(
とち
)
の
伝説
(
でんせつ
)
であらうも
知
(
し
)
れぬ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下人は又、それを行かすまいとして、
押
(
お
)
しもどす。二人は
屍骸
(
しがい
)
の中で、暫、
無言
(
むごん
)
のまゝ、つかみ合つた。しかし
勝敗
(
しようはい
)
は、はじめから、わかつている。
羅生門
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
〔評〕
伏水
(
ふしみ
)
戰を開き、
砲聲
(
はうせい
)
大内
(
おほうち
)
に聞え、愈
激
(
はげ
)
しく愈
近
(
ちか
)
づく。岩倉公南洲に問うて曰ふ、
勝敗
(
しようはい
)
何如と。南洲答へて曰ふ、西郷隆盛在り、憂ふる勿れと。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
▼ もっと見る
双六谷
(
すごろくだに
)
へは、
翌早朝
(
よくさうてう
)
と
言
(
い
)
ふ
意気組
(
いきぐみ
)
、
今夜
(
こんや
)
も
二世
(
にせ
)
かけた
勝敗
(
しようはい
)
は
無
(
な
)
しに、
唯
(
たゞ
)
睦
(
むつ
)
まじいのであらうと
思
(
おも
)
ふ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
武裝
(
ぶさう
)
せる
幾多
(
いくた
)
の
海賊
(
かいぞく
)
輩
(
ども
)
は
手
(
て
)
に/\
劔戟
(
けんげき
)
を
振翳
(
ふりかざ
)
しつゝ、
彼方
(
かなた
)
の
甲板
(
かんぱん
)
から
此方
(
こなた
)
へ
乘移
(
のりうつ
)
り、
互
(
たがひ
)
に
血汐
(
ちしほ
)
を
流
(
なが
)
して
勝敗
(
しようはい
)
を
爭
(
あらそ
)
ふのであるから、
海賊
(
かいぞく
)
勝
(
か
)
てば
其後
(
そのゝち
)
の
悲慘
(
ひさん
)
なる
光景
(
くわうけい
)
は
言
(
い
)
ふ
迄
(
まで
)
もないが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“勝敗”の意味
《名詞》
勝 敗(しょうはい)
勝ちと負け。勝負。
(出典:Wiktionary)
勝
常用漢字
小3
部首:⼒
12画
敗
常用漢字
小4
部首:⽁
11画
“勝”で始まる語句
勝
勝手
勝負
勝鬨
勝利
勝軍
勝頼
勝重
勝手口
勝手元