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其言
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そのげん
子の
言ふ
所の
者は
其人と
骨と
皆已に
朽ちたり、
獨り
其言在る
耳。
且つ
君子は、
其時を
得れば
則ち
(二)駕し、
其時を
得ざれば
則ち
(三)蓬累して
行る。
呉王曰く、『
將軍、
(一一)罷休し
(一二)舍に
就け、
寡人、
下りて
觀るを
願はず』と。
孫子曰く、『
王、
徒に
其言を
好んで、
其實を
用ふること
能はず』
若し
之に
説くに
厚利を
以てせば、
則ち
陰に
其言を
用ひて
顯に
其身を
棄てん。
此を
之れ
知らざる
可からざるなり。
夫れ
事は
密を
以て
成り、
語は
泄るるを
以て
敗る。
然れども
善く
(二五)書を
屬し
辭を
離ね、
事を
指し
情を
類し、
用て
(二六)儒・
墨を
剽剥す。
當世の
(二七)宿學と
雖も
(二八)自ら
解免すること
能はざる
也 其言(二九)洸洋自恣以て
己に
適ふ。