トップ
>
人力
>
にんりき
ふりがな文庫
“
人力
(
にんりき
)” の例文
スウェーデンの
牧牛女
(
うしかいめ
)
は狼を
黙者
(
だんまり
)
、
灰色脚
(
はいいろあし
)
、
金歯
(
きんば
)
など呼び、熊を
老爺
(
おやじ
)
、
大父
(
おおちち
)
、十二
人力
(
にんりき
)
、
金脚
(
きんあし
)
など名づけ決してその本名を呼ばず
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
弓馬
(
きゅうば
)
の
道
(
みち
)
に
身
(
み
)
を
入
(
い
)
れる、
武張
(
ぶば
)
った
人
(
ひと
)
ではございましたが、八十
人力
(
にんりき
)
などというのは
嘘
(
うそ
)
でございます。
気立
(
きだ
)
ても
存外
(
ぞんがい
)
優
(
や
)
さしかった
人
(
ひと
)
で……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
あゝ
好
(
い
)
い
心持
(
こゝろもち
)
ださつぱりしたお
前
(
まへ
)
が
承知
(
しようち
)
をしてくれゝば
最
(
も
)
う千
人力
(
にんりき
)
だ、
信
(
のぶ
)
さん
有
(
あり
)
がたうと
常
(
つね
)
に
無
(
な
)
い
優
(
やさ
)
しき
言葉
(
ことば
)
も
出
(
いで
)
るものなり。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
藥種屋 (藥瓶を渡しながら)これをばお
好
(
この
)
みの
飮料
(
いんれう
)
に
入
(
い
)
れて
飮
(
の
)
ませられい。たとひ二十
人力
(
にんりき
)
おじゃらしませうとも、
立地
(
たちどころ
)
に
片附
(
かたづ
)
かッしゃりませう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
父文吾相果てました
後
(
のち
)
、六十に近い母に孝行を尽し、剣術は
真影流
(
しんかげりゅう
)
の極意を究め、力は七
人力
(
にんりき
)
あったと申します。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
宅
(
たく
)
に
酒井伝吉
(
さかゐでんきち
)
といふ車を
曳
(
ひ
)
く
男
(
をとこ
)
がある、
此男
(
このをとこ
)
は力が九
人力
(
にんりき
)
ある、なぜ九
人力
(
にんりき
)
あるかといふと、
大根河岸
(
だいこんがし
)
の
親類
(
しんるゐ
)
の
三周
(
さんしう
)
へ火事の
手伝
(
てつだ
)
ひにやつたところが、一人で
畳
(
たゝみ
)
を一度に九枚
持出
(
もちだ
)
したから
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
目鼻立
(
めはなだち
)
尋常
(
じんじょう
)
、
髭
(
ひげ
)
はなく、どちらかといえば
面長
(
おもなが
)
で、
眼尻
(
めじり
)
の
釣
(
つ
)
った、きりっとした
容貌
(
かおだち
)
の
人
(
ひと
)
でした。ナニ
歴史
(
れきし
)
に八十
人力
(
にんりき
)
の
荒武者
(
あらむしゃ
)
と
記
(
しる
)
してある……ホホホホ
良人
(
おっと
)
はそんな
怪物
(
ばけもの
)
ではございません。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
併
(
しか
)
し天性弱きを助け強きを
挫
(
ひし
)
ぐの資性に富み、善人と見れば
身代
(
しんだい
)
は申すに及ばず、
一命
(
いちめい
)
を
擲
(
なげう
)
ってもこれを助け、また悪人と認むれば
聊
(
いさゝ
)
か容赦なく
飛蒐
(
とびかゝ
)
って殴り殺すという七
人力
(
にんりき
)
の
侠客
(
きょうかく
)
でございます。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
九
人力
(
にんりき
)
あると
私
(
わたし
)
が考へた。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“人力”の解説
人力(en: Human power)とは、人間を動力源とする動力。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“人力”で始まる語句
人力車
人力曳
人力車夫
人力挽
人力俥夫
人力車人
人力車宿
人力車屋
人力車挽