トップ
>
不和
>
ふわ
ふりがな文庫
“
不和
(
ふわ
)” の例文
されば夫婦の間は、何時か
不和
(
ふわ
)
になツて、父は
虐
(
ぎやく
)
待する、母は反抗する、一
家
(
け
)
の
粉統
(
ごだ/\
)
は
事
(
とし
)
と共に
募
(
つの
)
るばかりであツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
カピ長
女
(
むすめ
)
と
並
(
なら
)
べてロミオどのゝ
黄金
(
こがね
)
の
像
(
ざう
)
をも
建
(
た
)
て
申
(
まう
)
そう、
互
(
たが
)
ひの
不和
(
ふわ
)
の
憫然
(
ふびん
)
な
犧牲
(
いけにえ
)
!
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
愛の名こそ私達の間では
不和
(
ふわ
)
の種なんです——若しそれを實現させるとしたら、私達はどうすればいゝでせう? どう考へたらいゝのでせう? ねえ、私の親愛なセント・ジョン
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
求
(
もと
)
むることはせずとそれ
平生
(
へいぜい
)
の
詞
(
ことば
)
なるもの
盡未來
(
じんみらい
)
この
不和
(
ふわ
)
の
中
(
なか
)
解
(
と
)
ける
筈
(
はず
)
なし
數代
(
すだい
)
續
(
つゞ
)
きし
兩家
(
りやうけ
)
のよしみ
一朝
(
いつてう
)
にして
絶
(
た
)
やさんこと
先祖
(
せんぞ
)
の
遺旨
(
ゐし
)
にも
違
(
たが
)
ふことなり
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
は
愚
(
ぐ
)
とも
笑
(
わら
)
はん
痴
(
ち
)
とも
見
(
み
)
ん
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
最後
(
さいご
)
にアイヌの爲に北海道の地より
更
(
さら
)
に北方に追ひ遣られたるならんと考へらるアイヌとはコロボックルと
曾
(
かつ
)
て平和の
交際
(
かうえき
)
をも爲したりしと云ふに
如何
(
いか
)
にして、
不和
(
ふわ
)
を生じて相別かるるに至りしか。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
▼ もっと見る
不和
(
ふわ
)
のあひだに身を
処
(
しよ
)
して
『悲しき玩具』を読む
(新字旧仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
不和
(
ふわ
)
のあひだに身を
処
(
しょ
)
して
悲しき玩具
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
主税之助不得心とあらば右等の事に付
主從
(
しうじう
)
の
中
(
なか
)
不和
(
ふわ
)
に罷り成しと相見たりと有しかば左仲も理の
當然
(
たうぜん
)
ゆゑ
是非
(
ぜひ
)
なく
御意
(
ぎよい
)
の通りと申けるに又
居間
(
ゐま
)
の金子百兩
紛失
(
ふんじつ
)
せし趣き是は郷右衞門
佐
(
すけ
)
十郎兩人の其夜
逐電
(
ちくでん
)
の事故彼の金子は
渠等
(
かれら
)
兩人が
盜
(
ぬす
)
み取し事と主税之助始め皆々
疑
(
うたが
)
ふと見えたりと申さるゝに
御意
(
ぎよい
)
の如く此金子ばかりは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変