“遺旨”の読み方と例文
読み方割合
ゐし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おこさせて新田につたとは名告なのらすれど諸事しよじ別家べつけかくじゆんじて子々孫々しゝそん/\末迄すゑまで同心どうしん協力けふりよくことしよあひ隔離かくりすべからずといふ遺旨ゐしかたく奉戴ほうたいして代々よゝまじはりを
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
もとむることはせずとそれ平生へいぜいことばなるもの盡未來じんみらいこの不和ふわなかけるはずなし數代すだいつゞきし兩家りやうけのよしみ一朝いつてうにしてやさんこと先祖せんぞ遺旨ゐしにもたがふことなりひとともわらはんとも
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)