“諸事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しよじ62.5%
しょじ37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おこさせて新田につたとは名告なのらすれど諸事しよじ別家べつけかくじゆんじて子々孫々しゝそん/\末迄すゑまで同心どうしん協力けふりよくことしよあひ隔離かくりすべからずといふ遺旨ゐしかたく奉戴ほうたいして代々よゝまじはりを
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
人事に付いてコロボックル風俗の大概たいがいを記し終れり今是等の諸事しよじを通じ考ふるに、此石器せきき時代人民の我々日本人の祖先そせんたらざりしは勿論、又アイヌの祖先たらざりし事も明かなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
加之それに、承われば此頃では諸事しょじ円滑えんかつに運んで居るとやら、愚痴ぐちは最早言いますまい。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
諸事しょじこうのおさしずを待つがよろしかろうとの御意ぎょいに、もはや何処もかしこも味方の陣地を通ることゆえ、何の危険もありませぬが、ご案内のため、伊丹城いたみじょうの外よりお供させて戴いておりまする。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)