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遺旨
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ゐし
ふりがな文庫
“
遺旨
(
ゐし
)” の例文
興
(
おこ
)
させて
新田
(
につた
)
とは
名告
(
なの
)
らすれど
諸事
(
しよじ
)
は
別家
(
べつけ
)
の
格
(
かく
)
に
准
(
じゆん
)
じて
子々孫々
(
しゝそん/\
)
の
末迄
(
すゑまで
)
も
同心
(
どうしん
)
協力
(
けふりよく
)
事
(
こと
)
を
處
(
しよ
)
し
相
(
あひ
)
隔離
(
かくり
)
すべからずといふ
遺旨
(
ゐし
)
かたく
奉戴
(
ほうたい
)
して
代々
(
よゝ
)
交
(
まじは
)
りを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
求
(
もと
)
むることはせずとそれ
平生
(
へいぜい
)
の
詞
(
ことば
)
なるもの
盡未來
(
じんみらい
)
この
不和
(
ふわ
)
の
中
(
なか
)
解
(
と
)
ける
筈
(
はず
)
なし
數代
(
すだい
)
續
(
つゞ
)
きし
兩家
(
りやうけ
)
のよしみ
一朝
(
いつてう
)
にして
絶
(
た
)
やさんこと
先祖
(
せんぞ
)
の
遺旨
(
ゐし
)
にも
違
(
たが
)
ふことなり
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
は
愚
(
ぐ
)
とも
笑
(
わら
)
はん
痴
(
ち
)
とも
見
(
み
)
ん
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
旨
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏