“上梓:じょうし” の例文
“上梓:じょうし”を含む作品の著者(上位)作品数
太宰治4
吉川英治3
柳宗悦2
森鴎外2
海野十三1
“上梓:じょうし”を含む作品のジャンル比率
歴史 > アジア史・東洋史 > 朝鮮100.0%
芸術・美術 > 工芸 > 工芸16.7%
社会科学 > 法律 > 法律12.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
一先ず作者はこれを『石狩川』の初編として上梓じょうしし、つづいて、これら移住士族のその後の過程を書き進める予定である。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
私は新聞の広告に依って、ふと、『坂下鶴吉の告白』なる一書が、ある弁護士の努力に依って、上梓じょうしされたのを知りました。
ある抗議書 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
日本では偉い作家が死んで、そのあとで上梓じょうしする全集へ、必ず書簡集なるものが一冊か二冊、添えられてある。
わたくしはこの正保二年に出来て、四年に上梓じょうしせられた「屋敷附」より古い「武鑑」の類書を見たことがない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
これは抽斎の考証学の方面を代表すべき著述で、森枳園もりきえんと分担して書いたものであるが、これを上梓じょうしすることは出来なかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そういう時節じせつに、僕がこの本を上梓じょうしすることが出来たのは、たいへん意義のあることだと思う。
『地球盗難』の作者の言葉 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのいずれが良いか、たぶんこの書が上梓じょうしされるころは興味の深い話題となっていることであろう。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
これは女郎買案内を作って上梓じょうしし、知友の間にわかった事が町奉行の耳に入ったのである。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
わたくしの友人佐藤春夫さとうはるお君を介して小山おやま書店の主人はわたくしの旧著『すみだ川』の限定単行本を上梓じょうししたいことを告げられた。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
文化七年にまた、佐川藤太とうたという者が補筆して上梓じょうししているし、この他にも
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上梓じょうしするに当って編次を改め、すべてを訂正増補し、各篇を一層有機的に結んだ。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それ故同姉がいなかったら、決して上梓じょうしの運びには至らなかったであろう。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
その遺稿がまとめられて、この春、文求堂から上梓じょうしされたのである。
斗南先生 (新字新仮名) / 中島敦(著)
……この海賊的行為のため、故国で入獄の憂目を見たと伝えられるオッペルト自身が、臆面もなく当の事件を解明上梓じょうしするが如きは、実に言語道断の沙汰さたといわざるを得ない
撥陵遠征隊 (新字新仮名) / 服部之総(著)
寛政年間、東西遊記を上梓じょうしして著名な医師、橘南谿たちばななんけいの松島紀行にれば、「松島にあそぶ人は是非ともに舟行すべき事なり、また富山に登るべき事なり」とあるので
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
新たに『おばけの正体』の書名の下に上梓じょうしするに至る。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
もっともこの速記本の上梓じょうしされたは明治十七年、作者四十六歳のみぎりであるから、すこんからんと派手に画面の大見得を切った芝居噺のころの構成とはよほど異なっていることだろう。
まだこれを上梓じょうしするまでには整っておりません。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上梓じょうしとか梓行とかいうのはそれであろうか。
今度、もと岩波書店でおなじみの小山二郎おやまじろう君が、新たに出版業をはじめるというので、この機会にこれらの短文を集めて小冊子を、同君の店から上梓じょうしするようにしないかとすすめられた。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
いっそ上梓じょうししようか。
ロマネスク (新字新仮名) / 太宰治(著)
君公出一小冊、自手授いわく、此県令山本大膳上梓じょうし蔵五人組牒者、而農政之粋且精、未之者也、汝齎‐帰佐倉、示諸同僚及属官、可以重珍也、予拝伏捧持而退、既而帰佐倉、如
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
なお終りに、本篇の上梓じょうしに際し、江戸川・甲賀の両氏から序文を賜わったことと、更に、松野氏の装釘に対する苦心——探偵小説としては、恐らく空前の豪華版であろうが——以上の三氏には、衷心から感謝の意を表したいと思う。
本来、三国志の真味をむにはこの原書を読むにくはないのであるが、今日の読者にその難渋なんじゅうは耐え得ぬことだし、また、一般の求める目的も意義も、大いにちがうはずなので、あえて書肆しょしの希望にまかせて再訂上梓じょうしすることにした。
三国志:01 序 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私は西鶴の全著作の中から、私の気にいりの小品を二十篇ほど選んで、それにまつわる私の空想を自由に書きつづり、「新釈諸国噺」という題で一本にまとめて上梓じょうししようと計画しているのだが、まず手はじめに、武家義理物語の中の「我が物ゆゑに裸川」の題材を拝借して、私の小説を書き綴ってみたい。
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)