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一躰
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いつたい
ふりがな文庫
“
一躰
(
いつたい
)” の例文
二人
(
ふたり
)
は
宙
(
ちう
)
飛
(
と
)
ぶ
如
(
ごと
)
く
驅付
(
かけつ
)
けて、
喰
(
く
)
ふた
喰
(
く
)
はぬは
言
(
い
)
ふ
丈
(
だ
)
け
無益
(
むえき
)
、
頓
(
やが
)
て
腹
(
はら
)
も
充分
(
じゆうぶん
)
になると、
次
(
つぎ
)
に
起
(
おこ
)
つて
來
(
き
)
た
問題
(
もんだい
)
は、
一躰
(
いつたい
)
此
(
この
)
島
(
しま
)
は
如何
(
いか
)
なる
島
(
しま
)
だらう、
見渡
(
みわた
)
す
處
(
ところ
)
、
隨分
(
ずいぶん
)
巨大
(
きよだい
)
な
島
(
しま
)
の
樣
(
やう
)
だが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
師走の月は世間
一躰
(
いつたい
)
物せわしき中を、こと更に選らみて
綾羅
(
きら
)
をかざり、
一昨日
(
おととひ
)
出そろひしと聞く
某
(
それ
)
の芝居、狂言も折から面白き
新物
(
しんもの
)
の、これを見のがしてはと娘共の騒ぐに、見物は十五日
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
……が
扉
(
とびら
)
を
開
(
ひら
)
いて、
伝説
(
でんせつ
)
なき
縁起
(
えんぎ
)
なき
由緒
(
ゆいしよ
)
なき、
一躰
(
いつたい
)
風流
(
ふうりう
)
なる
女神
(
によしん
)
のまざ/\として
露
(
あら
)
はれたか、と
疑
(
うたが
)
はれて、
傍
(
かたはら
)
の
棚
(
たな
)
に
残
(
のこ
)
つた
古幣
(
ふるぬさ
)
の
斜
(
なゝ
)
めに
立
(
た
)
つたのに
対
(
たい
)
して、
敢
(
あへ
)
て
憚
(
はゞか
)
るべき
色
(
いろ
)
は
無
(
な
)
かつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
が、お
前様
(
めえさま
)
は
又
(
また
)
、
一躰
(
いつたい
)
どうさつせえた
訳
(
わけ
)
でがすの。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一躰
(
いつたい
)
助
(
たす
)
けて
呉
(
く
)
れたのは
誰
(
だれ
)
ですッて、
母様
(
おつかさん
)
に
問
(
と
)
ふた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
躰
部首:⾝
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥