“橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はし75.5%
ばし20.4%
きやう1.4%
けう0.7%
はしょ0.7%
ハシ0.7%
ポン0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうなると、もうなんでもつよい人に加勢かせいたのむよりしかたがないとおもいまして、このあいだからはしの上にっていたのでございます。
田原藤太 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
両国橋の木造だつた頃には駒止こまとばしもこの辺に残つてゐた。のみならず井生村楼ゐぶむらろう二州楼にしうろうといふ料理屋も両国橋の両側に並んでゐた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
按ずるに、蛾蛾同韻ががどうゐん(五何反)なれば相通あひつうじて往々わう/\書見しよけんす。きやうきやうに作るすこぶ異体ゐていなり。
馬車をりると折好く蒸汽が来た。初夏はつなつのセエヌ河の明るい水の上を青嵐あをあらしに吹かれて巴里パリイはひつた。アレキサンダア三世けうの側から陸にあがつて橋詰で自動車に乗つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
はしょかけた。
鬼六 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
もし入道盈進ヱイシムがおくにニかへり候時ハ、伏見ニておやしきのそバニ宝来ハシと申へんに船やどニて寺田や伊助、又其へんニ京橋有、日野屋孫兵衛と申ものあり。これハはたごやニて候。
ポンアレキサンドルのたもとで。』