“まツた”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなやとおもふとさらに、もとのかほも、むねも、ちゝも、手足てあしまツた姿すがたとなつて、いつしづみつ、ぱツときざまれ、あツとまたあらはれる。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
眞箇ほんとだ、可厭いやになつちまう、さうだとも、まツたくさ!』『ぼくつたとほりにおよ、卑怯ひけうだね!』つひあいちやんはふたゝ其手そのてばしてモ一くうつかみました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
それ同時どうじ此処こゝひかりさへぎつてひるもなほくら大木たいぼく切々きれ/″\に一ツ一ツひるになつてしまうのに相違さうゐないと、いや、まツたくのことで。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いえもうなんでございます、じつ此先このさきちやうけ、うすれば上段じやうだんへやかして一ばんあふいでそれ功徳くどくのためにするうちがあるとうけたまはりましても、まツたくのところあし歩行あるけますのではございません
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)