“まった”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マッタ
語句割合
64.4%
34.8%
全然0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そののち何回なんかいうした儀式ぎしきのぞんだかれませぬが、いつもいつもおな状態じょうたいになるのでございまして、それはまった不思議ふしぎでございます。
強固不抜ないわゆる一宗のかたちをまったからしめてきたのは、より以上、善信その人の力であると、今では人も沙汰するところである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さて大友はおしょうに会ったけれど、そして忘れ得ぬ前年の全然まったく同じな景色に包まれて同じように寄添うて歩きながらも、別に言うべき事がない。却ってお正は種々の事を話しかける。
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)