全然まった)” の例文
さて大友はおしょうに会ったけれど、そして忘れ得ぬ前年の全然まったく同じな景色に包まれて同じように寄添うて歩きながらも、別に言うべき事がない。却ってお正は種々の事を話しかける。
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)