“しんちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真鍮87.2%
心中4.4%
新鋳2.0%
黄銅1.0%
身中0.5%
宸衷0.5%
心衷0.5%
新抽0.5%
榛中0.5%
讖中0.5%
辛丑0.5%
進駐0.5%
鍛黄銅0.5%
鍮石0.5%
鍮金0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見込み「明(あ)けつ放(ぱな)してだれも居ねえのか、この開帳で人の出るのに」とかます烟草入(たばこいれ)と真鍮(しんちゅう)の煙管(きせる)を出し「何だ火もねえや」といひ
晋齋も心中(しんちゅう)を察していると見え、心持がわるくば寝るがいゝと許しますので、お若は褥(とこ)をとって夜着(よぎ)引っ被りましたが、何うして眠られましょう
死んで三月後に新鋳(しんちゅう)された文銭が、この瓶の中に紛れ込んでいるとはどうしたことでしょう。
その栓から糸のような黄銅(しんちゅう)の針線(はりがね)が管の突先(とっさき)までさしこんであって、管へ墨汁(すみしる)を入れて字なり何なり書くと、その針線の工合で墨が細く切れずに出る、というだけの物だ。
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
斯う云う奴のあるのは塾の為(た)めには獅子(しし)身中(しんちゅう)の虫と云うものだ。こんな奴が居て塾を卑劣にするのだ。以来新入生に遇(あっ)て仮初(かりそめ)にも左様(さよう)な事を云うと、乃公は他人の事とは思わぬぞ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
どの経史の義を知(しっ)て、知らぬ風(ふう)をして折々漢学の急処のような所を押えて、話にも書(かい)たものにも無遠慮に攻撃するから、是(こ)れぞ所謂(いわゆる)獅子身中(しんちゅう)の虫で、漢学の為(た)めには私は実に悪い外道(げどう)である。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ただただそれは宸衷(しんちゅう)を驚かし奉り万民を困苦せしむる罪を重ぬるのみであって、一つとして義理に当たるものはなく、忠貞の素志もそのためにむなしくなろう。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
目前の雲に視て、輝く霊巌(れいげん)の台に対し、さしうつむくまで、心衷(しんちゅう)に、恭礼黙拝したのである。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
第九の四歳馬特別競走(レース)では、1のホワイトステーツ号が大きく出遅れて勝負を投げてしまったが、次の新抽(しんちゅう)優勝競走では寺田の買ったラッキーカップ号が二着馬を三馬身引離して
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
件(くだん)の虎狩人何とか討ち留めて高名せんと村外(はず)れの高樹に上り銃を手にして見廻し居ると、夜中に一つの光が榛中(しんちゅう)を巡り行(あり)く、眼を定めて善く視(み)ると虎の頭に光ありて虎形が朦朧(もうろう)ながら見えるほどだ。
門を閉じて、高く取り澄ましていた杜瓊(とけい)なども、春秋讖中(しんちゅう)の辞句をひき出して
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天保十二年辛丑(しんちゅう) 前将軍家斉薨(こう)ず〔文恭公〕。水野越前守幕政の改革に着手す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「しかも今ただちに、織田軍が中国へ進駐(しんちゅう)するでもないのに、逸(はや)まった加担を申し入れ、万一、織田が今かかっておる北陸攻めにでも敗れた場合は何とする気か」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鍛黄銅(しんちゅう)細工や、鮮かな彩色や、その他記録され難い百千の細部の真の価値を殆ど現わしていない。
鱗硬くして鍮石(しんちゅう)を欺く、また馬様の頸(くび)もと頭を擡(もた)ぐるに大力を出す、口気(いき)を吹かば火焔を成し、その状(さま)地獄の兇鬼を見るに異ならず(エリス『古英国稗史賦品彙(スペシメンス・オヴ・アーリー・イングリッシュ・メトリカル・ローマンセズ)』二版、三巻三六六頁)
パウサニアスの『希臘廻覧記(ヘラドス・ペリエジシス)』五巻二七章に曰く、オリンピア廟へフォルミス・メナリウスが献納した、二つの鍮金(しんちゅう)製の牝馬像のその一に術士が魔力を附けた。