“さんぱつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
散髪71.4%
三發14.3%
散髮14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妻籠にはまだ散切頭ざんぎりあたま流行はやって来ない。多くのものの目にはその新しい風俗も異様に映る。その中で、今度お民が来て見た時は兄はすでにさっぱりとした散髪さんぱつになっていた。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
『それ發射はつしや!。』とわたくしさけ瞬間しゆんかん日出雄少年ひでをせうねんすかさず三發さんぱつまで小銃せうじう發射はつしやしたが、猛狒ゴリラ平氣へいきだ。武村兵曹たけむらへいそうおほいいかつて
同時どうじ滊角きかく短聲たんせい三發さんぱつ蒸滊機關じようききくわんひゞきハッタとあらたまつて、ぎやく廻旋くわいせんする推進螺旋スクルーほとり泡立あはだなみ飛雪ふゞきごとく、本船ほんせんたちまち二十米突メートル——三十米突メートル後退こうたいしたとおもつたが、此時このときすでにおそかつた
ならてなば力車ちからぐるまうしあせなんせきれるものかははぬがはなぞおまへさまはさかりのはるめきたまふはいまなるべしこもかぶりながら見送みおくらんとことば叮嚀ていねい氣込きごみあらくきり/\とひしばりてぐる眉根まゆねおそろしく散髮さんぱつなゝめにはらひあげてしろおもてくれなゐいろさしもやさしきつねには
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)