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こどもごゝろ
語句 | 割合 |
子供心 | 55.6% |
児心 | 11.1% |
小供心 | 11.1% |
少年心 | 11.1% |
幼稚意 | 11.1% |
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私は
子供心に、父親のことを考へた。国の
為に死んだ
豪い父親!
其墓のある
処はどんな
処だらうと思つた。
私が
児心にも、アレ
先生が
嫌な
顔をしたなト
斯う
思つて
取つたのは、まだモ
少し
種々なことをいひあつてからそれから
後の
事で。
朝起きてから
夜寐る
迄、
眼に
入るものは
山より
外にない
所で、
丸で
擂鉢の
底に
住んでゐると
同じ
有樣だと
告げた
上、
安井は
其友達の
小さい
時分の
經驗として、
五月雨の
降りつゞく
折抔は、
小供心に
家々の
燈火は水に映つてきら/\と
搖曳いで居る。櫓の音をゆるやかに
軋らせながら大船の
傳馬を
漕で行く男は澄んだ聲で船歌を流す。僕は此時、
少年心にも言ひ知れぬ
悲哀を感じた。
飮たる事までも今はさつぱり
分りしが餘り
咄しの出來すぎて花見は又も
廢止になり
再度遠き音羽より
辨當箱を
脊負戻せしに
幼稚意に
管伴を恨む
罪もなかりけり