『長い名（ながいな）』

ちょんきりのちょんさんのほんとうの名をだれも知りませんでした。何でも亡くなったこの子のおかあさんが、この子の運がいいように何かいい名前をつけようと、三日三晩考えぬいて、病気になって、いよいよ目をつぶるというときに、かすかな声で、 「ああ、や …

著者	楠山正雄
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約4分（500文字/分）
朗読目安時間	約7分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

下（さ） 大（たい） 上（あ） 生（う） 下（お） 来（こ） 回（まわ） 何（なに） 遍（べん） 方（ほう） 行（い） 名前（なまえ） 後（のち） 負（ま） 起（お） 三日（みっか） 出来（でき） 出（だ） 運（うん） 何（なん） 日（にち） 知（し） 短（みじか） 溺（おぼ） 縄（なわ） 病気（びょうき） 煙草（たばこ） 無（な） 落（お） 水（みず） 死（し） 考（かんが） 聞（き） 舌（した） 花（はな） 茶（ちゃ） 思（おも） 裏（うら） 越（こ） 返（かえ） 逃（に） 遊（あそ） 遠（とお） 長（なが） 間（ま） 駆（か） 呼（よ） 三晩（みばん） 井戸（いど） 亡（な） 今（いま） 使（つか） 兄弟（きょうだい） 入道（にゅうどう） 切（き） 利（き） 助（たす） 友達（ともだち） 口々（くちぐち） 名（な） 向（む） 桜（さくら） 命（いのち） 咲（さ） 団子（だんご） 声（こえ） 子供（こども） 寿命（じゅみょう） 小言（こごと） 庄助（しょうすけ） 度（ど） 引（ひ） 弟（おとうと） 悪（わる） 手間（てま） 早口（はやくち）