“庄助”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうすけ85.7%
しゃうすけ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母屋もやの方へ引き返して行って見ると、上がりはなたたんだ提灯ちょうちんなぞを置き、風呂ふろをもらいながら彼を見に来ている馬籠村の組頭くみがしら庄助しょうすけもいる。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
むこうの淵のきしでは、庄助しょうすけが、しばらくあちこち見まわしてから、いきなりあぐらをかいて、砂利じゃりの上へすわってしまった。
さいかち淵 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
石神いしがみ庄助しゃうすけがさきに立って、そのあとから、煉瓦場れんぐわばの人たちが三人ばかり、肌ぬぎになったり、網を持ったりして、河原のねむの木のとこを、こっちへ来るから、ぼくは、きっと発破だとおもった。
さいかち淵 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
庄助しゃうすけは、しばらく腕を組んで、みんなのとるのを見てゐたが
さいかち淵 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)