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金屬
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きんぞく
これらを
見てもこの
時代の
人間を
一概に
野蠻人だとはいへない、たゞ
金屬を
使用することを
知らなかつたといふにすぎないのです。
ヴェスヴィオの
千九百六年の
大噴火に
於て、
非常に
強い
電氣を
帶びた
噴煙を
認めたこともあり、その
靡いた
煙に
近づいた
時、
服裝につけてゐた
金屬の
各尖端から
電光を
發したことも
經驗せられてゐる。
この
土器も
石器も、
日本のものは
餘程違つたところがありまして、
石器時代の
末、
金屬が
使用されるようになつた
時代のものかも
知れません。