金屬きんぞく)” の例文
新字:金属
これらをてもこの時代じだい人間にんげん一概いちがい野蠻人やばんじんだとはいへない、たゞ金屬きんぞく使用しようすることをらなかつたといふにすぎないのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
てい全體ぜんたいこと/\金屬きんぞくもつ構成こうせいせられ、觀外塔くわんぐわいたふ上甲板じやうかんぱん兩舷側りようげんそくはいふまでもなく、舵機室だきしつ發射室はつしやしつ艇員居室等ていゐんきよしつとう、すべて一種いつしゆ堅強けんきようなる裝甲さうかうをもつて保護ほごされて
ヴェスヴィオの千九百六年せんくひやくろくねん大噴火だいふんかおいて、非常ひじようつよ電氣でんきびた噴煙ふんえんみとめたこともあり、そのなびいたけむりちかづいたとき服裝ふくそうにつけてゐた金屬きんぞく各尖端かくせんたんから電光でんこうはつしたことも經驗けいけんせられてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
この土器どき石器せつきも、日本につぽんのものは餘程よほどちがつたところがありまして、石器時代せつきじだいすゑ金屬きんぞく使用しようされるようになつた時代じだいのものかもれません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
苦心くしん苦心くしんかさねた結果けつくわ六種ろくしゆある金屬きんぞく合成がうせいは、現世紀げんせいきける如何いかなる種類しゆるい彈丸だんぐわんまた水雷等すいらいとうをもつて突撃とつげききたるとも、充分じゆうぶんこれ抵抗ていこうあまりありとしんじて、その新式合成裝甲板しんしきがうせいさうかうばん
その結果けつか滿洲まんしゆうから朝鮮ちようせん日本につぽんおよび、それで日本につぽんはじめて支那しな金屬きんぞくつたへて、石器時代せつきじだい文化ぶんかから金屬器時代きんぞくきじだい文化ぶんかすゝむことになりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)