トップ
>
賢吉
>
けんきち
ふりがな文庫
“
賢吉
(
けんきち
)” の例文
「いつか、お
父
(
とう
)
さんが
枯
(
か
)
れるといったかきの
木
(
き
)
が、三つ
実
(
み
)
をつけて、
大
(
おお
)
きくなりましたよ。」と、
賢吉
(
けんきち
)
は、
父
(
ちち
)
に
向
(
む
)
かって、いいました。
僕のかきの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
次いで同じ月の六日に、幕府は
御
(
おん
)
医師即ち官医中有志のものは「
阿蘭
(
オランダ
)
医術兼学
致
(
いたし
)
候とも
不苦
(
くるしからず
)
候」と令した。翌日また有馬
左兵衛佐
(
さひょうえのすけ
)
道純
(
みちずみ
)
家来
竹内玄同
(
たけうちげんどう
)
、徳川
賢吉
(
けんきち
)
家来伊東
貫斎
(
かんさい
)
が奥医師を命ぜられた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ある
日
(
ひ
)
、
賢吉
(
けんきち
)
は、
友
(
とも
)
だちが、
前畑
(
まえばたけ
)
の
中
(
なか
)
で
遊
(
あそ
)
んでいる
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
つけたから、
自分
(
じぶん
)
もいっしょに
遊
(
あそ
)
ぼうと
思
(
おも
)
って、
飛
(
と
)
んでいきました。
僕のかきの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
賢吉
(
けんきち
)
は、そのそばへいってみると、かきの
木
(
き
)
の
苗
(
なえ
)
が、みょうが
畑
(
ばたけ
)
の
端
(
はし
)
の
方
(
ほう
)
に一
本
(
ぽん
)
生
(
お
)
い
出
(
で
)
て、
大
(
おお
)
きな
葉
(
は
)
をつやつやさしています。
僕のかきの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「だって、かわいそうじゃないか。」と、
賢吉
(
けんきち
)
は、お
父
(
とう
)
さんに、
怒
(
おこ
)
りました。そして、その
場所
(
ばしょ
)
をきくと、すぐ
自転車
(
じてんしゃ
)
に
飛
(
と
)
び
乗
(
の
)
って
走
(
はし
)
りました。
宿題
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「おまえは、どうしたんですか、いくら
遠足
(
えんそく
)
でも、そんなに
食
(
た
)
べられるはずがないでしょう。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、
賢吉
(
けんきち
)
の
顔
(
かお
)
をごらんになりました。
宿題
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
母
(
かあ
)
さんは、
驚
(
おどろ
)
きなされたけれど、
賢吉
(
けんきち
)
のいうようにしてくださいました。そして、お
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
って、お
弁当
(
べんとう
)
にお
寿司
(
すし
)
を、こしらえてくだされたのです。
宿題
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
日
(
ひ
)
、
学校
(
がっこう
)
の
帰
(
かえ
)
りに
賢吉
(
けんきち
)
は、すぐはだしになって、バケツを
下
(
さ
)
げて、
峠
(
とうげ
)
をかけ
下
(
くだ
)
りました。
青葉の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
賢吉
(
けんきち
)
と、とし
子
(
こ
)
と、
正二
(
しょうじ
)
は、いきをせいて、
学校
(
がっこう
)
からかえりに
坂
(
さか
)
を
登
(
のぼ
)
ってくると
青葉の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「これは、
下
(
さ
)
げるんだね、
昔
(
むかし
)
の
時計
(
とけい
)
だろう。」と、
賢吉
(
けんきち
)
くんが、いいました。
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それに、はんたいしたのは、もとよりおばあさんでした。つぎには、この
茶屋
(
ちゃや
)
に
休
(
やす
)
んで、
花
(
はな
)
をながめたり、
涼
(
すず
)
んだりした
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
たちです。それから、
賢吉
(
けんきち
)
や、とし
子
(
こ
)
や、
正二
(
しょうじ
)
などの
子供
(
こども
)
たちでした。
青葉の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
賢
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“賢”で始まる語句
賢
賢明
賢者
賢人
賢二
賢俊
賢所
賢察
賢木
賢愚