“けんきち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
賢吉41.7%
健吉16.7%
兼吉16.7%
堅吉8.3%
憲吉8.3%
謙吉8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次いで同じ月の六日に、幕府はおん医師即ち官医中有志のものは「阿蘭オランダ医術兼学いたし候とも不苦くるしからず候」と令した。翌日また有馬左兵衛佐さひょうえのすけ道純みちずみ家来竹内玄同たけうちげんどう、徳川賢吉けんきち家来伊東貫斎かんさいが奥医師を命ぜられた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
兼吉けんきち五郎ごろうも主人に、おれがあやまるからといわれては口はあけない。酒代さかだいまいでかれらはむぞうさにきげんをなおした。水車の回転かいてんめずにすんだ。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
ある日の昼ごろ堅吉けんきちうちへ一封の小包郵便が届いた。
球根 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
現代の日本における個人陶工として、私の尊敬する富本とみもと憲吉けんきち)の例を挙げよう。彼は特に模様を重要視する。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
これは今市島いちしま謙吉けんきち〕君から大略の報告がありましたけれども、まだ尽さぬところがあるに依って、且つ幸いここには文部大臣あるいは近衛公爵その他大学の校長、教育家、文学家、宗教家