“不苦”の読み方と例文
読み方割合
くるしからず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事情斯くの如くに御座候間小生は御貴殿様に頭の上らぬ代物(しろもの)に御座候。万一にも御恩を忘れ候節は此証文を取引所前にて御公表も不苦(くるしからず)、依而(よって)一札(さつ)如件(くだんのごとし)。
勝ち運負け運 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
次いで同じ月の六日に、幕府は御(おん)医師即ち官医中有志のものは「阿蘭(オランダ)医術兼学致(いたし)候とも不苦(くるしからず)候」と令した。翌日また有馬左兵衛佐(さひょうえのすけ)道純(みちずみ)家来竹内玄同(たけうちげんどう)、徳川賢吉(けんきち)家来伊東貫斎(かんさい)が奥医師を命ぜられた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)