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解
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とく
ふりがな文庫
“
解
(
とく
)” の例文
春も
稍深
(
やゝふかく
)
なれば雪も日あたりは
解
(
とけ
)
あるひは
焼火
(
たきび
)
の所雪早く
解
(
とく
)
るにいたりて、かの屋根の
損
(
そん
)
じたる処
木羽
(
こば
)
の下たをくゞりなどして雪水
漏
(
もる
)
ゆゑ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
見るに身は
細引
(
ほそびき
)
にて縛られ口には猿轡を
箝
(
はめ
)
てあり友次郎は見も悼ましく
先
(
まづ
)
縛
(
しば
)
りし繩を
解捨
(
ときすて
)
猿轡
(
さるぐつわ
)
をも
取
(
と
)
り
除
(
のく
)
るに
解
(
とく
)
手遲しとお花は友次郎に
抱付
(
いだきつき
)
流石
(
さすが
)
に餘處を兼しか聲をも立ず泣けるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
春も
稍深
(
やゝふかく
)
なれば雪も日あたりは
解
(
とけ
)
あるひは
焼火
(
たきび
)
の所雪早く
解
(
とく
)
るにいたりて、かの屋根の
損
(
そん
)
じたる処
木羽
(
こば
)
の下たをくゞりなどして雪水
漏
(
もる
)
ゆゑ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
云
(
いふ
)
は
所謂
(
いはゆる
)
乞食
(
かたひ
)
に
棒打
(
ぼううち
)
にて
毫
(
すこし
)
も役に立ざれば腹の立のは無理ならねど此は是までの事と
斷念
(
あきらめ
)
必ず案じる事なかれと
説
(
とけ
)
ど
諭
(
さと
)
せど娘氣の亂れ染ては
麻糸
(
あさいと
)
の
解
(
とく
)
よしもなき其
節
(
をり
)
から隣の家の
糊賣
(
のりうり
)
お金例の如く
營業
(
なりはひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
人の
凍死
(
こゞえし
)
するも手足の
亀手
(
かゞまる
)
も
陰毒
(
いんどく
)
の
血脉
(
けちみやく
)
を
塞
(
ふさ
)
ぐの也。
俄
(
にはか
)
に
湯火
(
たうくわ
)
の
熱
(
ねつ
)
を以て
温
(
あたゝむ
)
れば
人精
(
じんせい
)
の
気血
(
きけつ
)
をたすけ、
陰毒
(
いんどく
)
一旦
(
いつたん
)
に
解
(
とく
)
るといへども
全
(
まつた
)
く
去
(
さら
)
ず、
陰
(
いん
)
は
陽
(
やう
)
に
勝
(
かた
)
ざるを以て
陽気
(
やうき
)
至
(
いたれ
)
ば
陰毒
(
いんどく
)
肉
(
にく
)
に
暈
(
しみ
)
て
腐
(
くさる
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
春にいたりても
年
(
とし
)
によりては雪の
降
(
ふる
)
こと冬にかはらざれども、
積
(
つもる
)
こと五六尺に
過
(
すぎ
)
ず。天地に
阳気
(
やうき
)
有
(
ある
)
を以なるべし。されば春の雪は
解
(
とく
)
るもはやし、しかれども雪のふかき年は春も
屋上
(
やねのうへ
)
の雪を
掘
(
ほる
)
ことあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
春にいたりても
年
(
とし
)
によりては雪の
降
(
ふる
)
こと冬にかはらざれども、
積
(
つもる
)
こと五六尺に
過
(
すぎ
)
ず。天地に
阳気
(
やうき
)
有
(
ある
)
を以なるべし。されば春の雪は
解
(
とく
)
るもはやし、しかれども雪のふかき年は春も
屋上
(
やねのうへ
)
の雪を
掘
(
ほる
)
ことあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
解
常用漢字
小5
部首:⾓
13画
“解”を含む語句
了解
弁解
理解
解剖
辯解
雪解
解放
誤解
解釈
言解
解脱
解釋
解決
溶解
引解
瓦解
諒解
絵解
御了解
方解石
...