“諒解”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうかい94.8%
りやうかい3.4%
わか1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだろう。きっとそうにちがいない。よろしい。お前の身分や考えはよく諒解りょうかいした。行きなさい。わしはムムネ市の刑事だ。」
県の取締方針にいてお伺ひしたいと考へたのだつたが、それで何うしても諒解りやうかいを得られないのなら自分等としての立場はない。
椎の若葉 (新字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
少くとも現在いまのお心境こころもちでは。……その心境拙者にはよく諒解わかりまする。……さて拙者おいとまつかまつる。拙者どこへ参ろうと、この血曼陀羅の紙帳を釣って、起居おきふしいたすでござりましょう。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)