“諒安”の読み方と例文
読み方割合
りょうあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(ああさっきから歌っていたのはあの子供らだ。けれどもあれはどうもただの子供らではないぞ。)諒安りょうあんはよくそっちを見ました。
マグノリアの木 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
霧がにわかにゆれました。そして諒安りょうあんはそらいっぱいにきんきん光ってただよ琥珀こはくの分子のようなものを見ました。
マグノリアの木 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
強いはっきりした声が諒安りょうあんのうしろでしました。諒安はいそいでふりきました。子供らと同じなりをした丁度ちょうど諒安と同じくらいの人がまっすぐに立ってわらっていました。
マグノリアの木 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)