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目掛
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めが
ふりがな文庫
“
目掛
(
めが
)” の例文
大井は
酔人
(
すゐじん
)
を虎が
食
(
く
)
ひ
兼
(
か
)
ねるやうに、
良
(
やゝ
)
久しく立ち
竦
(
すく
)
んでゐたが、やう/\思ひ切つて、「やつ」と声を掛けて
真甲
(
まつかふ
)
を
目掛
(
めが
)
けて切り
下
(
おろ
)
した。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
つゞいて
飛込
(
とびこ
)
まんとする
獅子
(
しゝ
)
を
目掛
(
めが
)
けて、
私
(
わたくし
)
は
一發
(
いつぱつ
)
ドガン、
水兵
(
すいへい
)
は
手鎗
(
てやり
)
て
突飛
(
つきと
)
ばす、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は
素早
(
すばや
)
く
身
(
み
)
を
跳
(
をど
)
らして、
入口
(
いりくち
)
の
扉
(
とびら
)
をピシヤン。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
と見ると、今度は我が職員室を
目掛
(
めが
)
けて堂々と練つて来るのである。
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
此
(
この
)
自動鐵檻車
(
じどうてつおりのくるま
)
が
出來
(
でき
)
て
見
(
み
)
なさい、
如何
(
どん
)
な
危險
(
きけん
)
な
塲所
(
ばしよ
)
だつて
平氣
(
へいき
)
なもんです、
猛狒
(
ゴリラ
)
や
獅子
(
しゝ
)
が
行列
(
ぎようれつ
)
を
立
(
た
)
てゝ
襲
(
おそ
)
つて
來
(
き
)
た
所
(
ところ
)
で、
此方
(
こつち
)
は
鐵檻車
(
てつおりぐるま
)
の
中
(
なか
)
から
猛獸
(
まうじう
)
共
(
ども
)
の
惡相
(
あくさう
)
を
目掛
(
めが
)
けて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
更
(
さら
)
に
新式魚形水雷
(
しんしきぎよけいすいらい
)
の
實力
(
じつりよく
)
如何
(
いか
)
にと、
艇
(
てい
)
は
海底
(
かいてい
)
を
龍
(
りよう
)
の
如
(
ごと
)
く
疾走
(
しつさう
)
しつゝ
洋上
(
やうじやう
)
の
巨巖
(
きよがん
)
目掛
(
めが
)
けて
射出
(
ゐいだ
)
す
一發
(
いつぱつ
)
二發
(
にはつ
)
、
巨巖
(
きよがん
)
碎
(
くだ
)
け
飛
(
と
)
んで、
破片
(
はへん
)
波
(
なみ
)
に
跳
(
をど
)
つた。
忽
(
たちま
)
ち
電光艇
(
でんくわうてい
)
の
甲板
(
かんぱん
)
には
歡呼
(
くわんこ
)
の
聲
(
こゑ
)
が
起
(
おこ
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論